◇ 先日NHK Eテレの「ららら♪クラシック」を見ていましたら、ホルンばかりの期間限定グループによる、ホルストの「惑星」から「木星」の演奏が始まりました。
「33人のホルン・サウンド」自宅で奏でるテレワークによるアンサンブル、心にじんと沁み入るような優しいホルンだけの音色、久しぶりに涙が出そうになりました。
さて、週末の大雨が上がって、季節は二十四節気の小満、「万物が成長して天地に満ち始める頃」ということらしいですが、つまり「若葉の季節」ということでしょう。
バラ好きにとっては、遅咲きの品種も咲き上がって庭のすべてのバラの顔見世が一巡する頃、一季咲きのバラは花が終わってしまって名残惜しさの募る頃です。
2020年5月20日
□ 遅咲きの白の半八重のバラ、急に辺りに広がって来ました。
5月19日
□ ドミニク・ロワゾー
(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)
□ 五月晴れの空にもよく似合っています。
5月18日
□ 白い半八重のシンプルな花なのに、このバラが咲くと庭に賑わいが感じられます。
5月20日
□ 遅咲きかどうかはわからないのですが、今年が2年目の開花になります。
□ ジ・エンシェント・マリナー
(The Ancient Mariner S 2015 D.Austin England)
花びらの数が多くて、ピンクの濃淡の美しいバラだと思います。
5月19日
□ 土曜日の大雨で、開花直前の花びらが少し傷んでしまいました。
□ 庭では典型的な遅咲きのバラも、日に日に開花が進んで来ました。
□ レオナルド・ダ・ヴィンチ
(Leonardo Da Vinci LCl 1994 Meilland France)
□ 花持ちのいい品種ですので、今月いっぱいは楽しめそうです。
□ ラティスに誘引しているピンクの蔓バラも花が増えています。
5月19日
□ 安曇野
記念のバラも庭で咲いて早や10年になります。
5月20日
□ ウィリアム・シェイクスピア2000
(William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)
一番花が終わって、一回り大きな鉢に植え替えました(鉢増し)。
作業前の様子です。
5月12日
□ 1週間ほど前の開花時の様子です。
5月20日
□ その様子ですが、用土は今回は次の比率でブレンドしました。
赤玉土(小):鹿沼土(小):腐葉土:堆肥 ⇒ 1:1:1:1
普段は、赤玉土:腐葉土+堆肥が2:1程度の割合です。
□ よく混ぜ合わせます。ふかふかの用土です。
□ 細根が回っていますから、根鉢を崩さないように、そっと、さっと、植え替えます。
鉢はプラスチック鉢で9号鉢です。
(もちろん、根鉢が崩れたら、それはそれで仕方ありませんが…)
□ たっぷり水遣りをして、鉢増しの作業は終わりです。
今回は、そのあと「おまけ」の作業がありました。
□ 一番花の終わった後の剪定の枝を使っての挿し木(緑枝挿し)です。
2節分で切り分けた枝を使います。
用土に挿す前に、30分~1時間程度水揚げします。
挿し穂は、花の咲いたすぐ下の枝を使っています。
□ 挿し木用土に割り箸で穴を作って、挿し穂をしっかりと植え付けます。
挿し穂は下の葉は切り落として、上の葉はそのまま付けておきます。
□ お互いの葉が触れない程度に、そして水をゆっくりたっぷりあげます。
あとは日陰の軒下辺りで管理します。
数週間後、活着してくれたら「御の字」ですが…。
□ 早いですね、もうすぐ紫陽花の季節になります。