高校生の頃、古典や漢文といえば、何だか
英語より難しく感じられるくらいで、結構苦痛でした。
実力テストともなると、「古典パン!」とか「チンプン漢文!」としか
形容できないくらいの出来でした。
しかし、受験勉強を過ぎるとある程度、テストの呪縛が解けたせいか、
好きなものは好きの世界で楽しめるようになりました。
また「三つ子の魂・・・・」で、わけもわからず丸暗記したものが、
大人になって「ああ、そうだったのか!」で感嘆したりして、
とてもよかったなとも思います。
そんな一つに「徒然草」があります。
特に、第19段「折節の移り変わるこそ ものごとにあはれなれ」が
一番気に入っています。
内容的には、春夏秋冬の季節の「変化」がテーマなので、
おのずから起承転結が引き締まっているように思います。
しかも読んでみると、流れるような文体なのに、
とてもテンポのある心地よい文章なのです。
もっとも好きな「古典」の一つになりました。
今一きは心も浮き立つものは、春のけしきにこそあめれ。
兼好法師は、春の季節がことのほかお気に入りのようで、
これは同感です。
春爛漫を楽しみたいわけですが、これが私が
こうして花を植える理由の一つなのでしょう。
ブログのテーマもニックネームも、この「段」からいただきました。
英語より難しく感じられるくらいで、結構苦痛でした。
実力テストともなると、「古典パン!」とか「チンプン漢文!」としか
形容できないくらいの出来でした。
しかし、受験勉強を過ぎるとある程度、テストの呪縛が解けたせいか、
好きなものは好きの世界で楽しめるようになりました。
また「三つ子の魂・・・・」で、わけもわからず丸暗記したものが、
大人になって「ああ、そうだったのか!」で感嘆したりして、
とてもよかったなとも思います。
そんな一つに「徒然草」があります。
特に、第19段「折節の移り変わるこそ ものごとにあはれなれ」が
一番気に入っています。
内容的には、春夏秋冬の季節の「変化」がテーマなので、
おのずから起承転結が引き締まっているように思います。
しかも読んでみると、流れるような文体なのに、
とてもテンポのある心地よい文章なのです。
もっとも好きな「古典」の一つになりました。
今一きは心も浮き立つものは、春のけしきにこそあめれ。
兼好法師は、春の季節がことのほかお気に入りのようで、
これは同感です。
春爛漫を楽しみたいわけですが、これが私が
こうして花を植える理由の一つなのでしょう。
ブログのテーマもニックネームも、この「段」からいただきました。
8日の日曜の夜。
NHK教育テレビの芸術劇場で、久しぶりのクラシック鑑賞でした。
ヴィヴァルディ(Antonio Vivaldi 1678-1741)のヴァイオリン協奏曲『四季』(Le Quattro Stagioni 1725)です。
演奏は、作曲者の故郷でもある『ヴェニス・バロック・オーケストラ(Venezia Baroque Orchestra?)。
同じイタリアのイ・ムジチ(I Musici)合奏団の古典的名演しか知らない者にとっては、
今まで聴いたことのない、どこか時の流れを感じさせるような演奏でした。
よく、楽器は語ると言います。
ヴァイオリンのソロと弦楽四重奏+チェンバロ+リュートによる、
変幻自在の様々な季節の語らいでした。
家内は、『まるで演劇を観るよう』とつぶやいてました。
ヴァイオリン・ヴィオラの奏者のみんなが、立って演奏していたからかもしれません。
音の方が風にそよいでいるというか、吹かれて飛んでいきそうなというか。
どこかダイナミックな感じすらするステージ。
音の強弱のメリハリと緩急織り交ぜた演奏。
(音楽の印象を、言葉ではむずかしいです)
一度演奏会に行きたいという気持ちを強くしたのでした。
この曲の『春』(La Primavera)、
そのあまりに有名なヴァイオリンの小鳥のさえずり。
それが終わって、一転してのんびりした牧歌的な曲。
ヴィオラが、時折低い音を奏でていました。
あれは犬が吠えているんだとか・・・・。
- ヴァイオリンよりヴィオラが大きいのに、
どうしてビオラはパンジーより小さいんだろう -
そんな疑問にお構いなく(自分でも意味不明)、
スミレ科スミレ属のビオラが大好きです。
秋も深まりかける11月の上旬には、いつもいくつか好みの淡い色彩を植えています。
花の少ない真冬でも、これで結構まわりはにぎやかになるもんです。
ヴィオラ(Viola)は、ギリシア神話の美少女イオ(Io)に由来するとか。
ギリシア語がラテン語に変化すると、こうなるのでしょうか。
ゼウスさまはどうしてイオを白い牛なんかに変えたのか、よくは知りません。
が、そのイオにちなんでいるのがビオラだそうです。
そう言えば、白いビオラは清楚で可憐な感じがします。
時々、そういう語源なんかを辿りながら花を育ててみるのも、愉しいものです。
(画像は、昨年春爛漫のビオラです)
NHK教育テレビの芸術劇場で、久しぶりのクラシック鑑賞でした。
ヴィヴァルディ(Antonio Vivaldi 1678-1741)のヴァイオリン協奏曲『四季』(Le Quattro Stagioni 1725)です。
演奏は、作曲者の故郷でもある『ヴェニス・バロック・オーケストラ(Venezia Baroque Orchestra?)。
同じイタリアのイ・ムジチ(I Musici)合奏団の古典的名演しか知らない者にとっては、
今まで聴いたことのない、どこか時の流れを感じさせるような演奏でした。
よく、楽器は語ると言います。
ヴァイオリンのソロと弦楽四重奏+チェンバロ+リュートによる、
変幻自在の様々な季節の語らいでした。
家内は、『まるで演劇を観るよう』とつぶやいてました。
ヴァイオリン・ヴィオラの奏者のみんなが、立って演奏していたからかもしれません。
音の方が風にそよいでいるというか、吹かれて飛んでいきそうなというか。
どこかダイナミックな感じすらするステージ。
音の強弱のメリハリと緩急織り交ぜた演奏。
(音楽の印象を、言葉ではむずかしいです)
一度演奏会に行きたいという気持ちを強くしたのでした。
この曲の『春』(La Primavera)、
そのあまりに有名なヴァイオリンの小鳥のさえずり。
それが終わって、一転してのんびりした牧歌的な曲。
ヴィオラが、時折低い音を奏でていました。
あれは犬が吠えているんだとか・・・・。
- ヴァイオリンよりヴィオラが大きいのに、
どうしてビオラはパンジーより小さいんだろう -
そんな疑問にお構いなく(自分でも意味不明)、
スミレ科スミレ属のビオラが大好きです。
秋も深まりかける11月の上旬には、いつもいくつか好みの淡い色彩を植えています。
花の少ない真冬でも、これで結構まわりはにぎやかになるもんです。
ヴィオラ(Viola)は、ギリシア神話の美少女イオ(Io)に由来するとか。
ギリシア語がラテン語に変化すると、こうなるのでしょうか。
ゼウスさまはどうしてイオを白い牛なんかに変えたのか、よくは知りません。
が、そのイオにちなんでいるのがビオラだそうです。
そう言えば、白いビオラは清楚で可憐な感じがします。
時々、そういう語源なんかを辿りながら花を育ててみるのも、愉しいものです。
(画像は、昨年春爛漫のビオラです)
こちらは比較的暖地なのですが、さすがにこの冬は寒くて、
ここ数日明け方は氷点下、氷が張ることも。
なのに、去年の母の日のミニカーネーション。
しぶとく(?)、可憐なピンクの花をつけ続けています。
戸外でも元気なんですね。
もう一つ、画像はありませんが、ミニバラのピンクマシュマロ。
さすがに花も終わったと思いきや、
年末クリスマス前頃に、非常に小さなつぼみが・・・・。
もう一度室内に取り込んだら、
お正月に直径5㎜にふくらんで(?)、
3日前に開花。
小さいのに寒波に負けず、ごりっぱの一言。
ただただ、感心しています。
ここ数日明け方は氷点下、氷が張ることも。
なのに、去年の母の日のミニカーネーション。
しぶとく(?)、可憐なピンクの花をつけ続けています。
戸外でも元気なんですね。
もう一つ、画像はありませんが、ミニバラのピンクマシュマロ。
さすがに花も終わったと思いきや、
年末クリスマス前頃に、非常に小さなつぼみが・・・・。
もう一度室内に取り込んだら、
お正月に直径5㎜にふくらんで(?)、
3日前に開花。
小さいのに寒波に負けず、ごりっぱの一言。
ただただ、感心しています。
昨年の晩秋と言っても、まだまだ暑さの残る10月の末、急にバラを育ててみたくなりました。
きっかけの一つは、サイトからアップで我が目に飛び込んできた深紅のバラ「ウィリアム・シェークスピア2000」(イングリッシュローズ)。
大げさですが、ただ息をのみました。
今日は、通信販売で昨晩届いたイングリッシュローズの「スカボロフェア」を植えたところです。年末から数えて、これが4種類目でした。
こちらの庭の事情もありますし、まあ1年目は様子見するかで、すべてコンテナに植え付けています。きれいな花が咲いてくれたらそれだけでしあわせという、性格もワリと単純なところがありますので、ケアが大変なのは覚悟の上で、いまからとても楽しみです。
ただ初心者なものですから、ちょっと困ったのは、大苗の植付けの際にポット苗の土をきれいに洗い落とすかどうかです。バラのHowTo本などでは、写真もイラストも説明も、そこんところがどうも今一つ明確でない気がします。
実際は、細心の注意を払って、そおっと静かに洗い落として、1時間以上は根っこを水に浸して、それからコンテナに植え付けたのですが・・・・。
これでよかったのか、いま少し自信がなく心配なんです。
もう済んだことですが、どうなんでしょう(単純でない性格?)。
まあ、着実にとにかく続けることがモットーですので、ボチボチ楽しみながら頑張ってみます。このブログも同様です。
きっかけの一つは、サイトからアップで我が目に飛び込んできた深紅のバラ「ウィリアム・シェークスピア2000」(イングリッシュローズ)。
大げさですが、ただ息をのみました。
今日は、通信販売で昨晩届いたイングリッシュローズの「スカボロフェア」を植えたところです。年末から数えて、これが4種類目でした。
こちらの庭の事情もありますし、まあ1年目は様子見するかで、すべてコンテナに植え付けています。きれいな花が咲いてくれたらそれだけでしあわせという、性格もワリと単純なところがありますので、ケアが大変なのは覚悟の上で、いまからとても楽しみです。
ただ初心者なものですから、ちょっと困ったのは、大苗の植付けの際にポット苗の土をきれいに洗い落とすかどうかです。バラのHowTo本などでは、写真もイラストも説明も、そこんところがどうも今一つ明確でない気がします。
実際は、細心の注意を払って、そおっと静かに洗い落として、1時間以上は根っこを水に浸して、それからコンテナに植え付けたのですが・・・・。
これでよかったのか、いま少し自信がなく心配なんです。
もう済んだことですが、どうなんでしょう(単純でない性格?)。
まあ、着実にとにかく続けることがモットーですので、ボチボチ楽しみながら頑張ってみます。このブログも同様です。