多くの大会で活躍した旧ソ連のリーダー、ニコライ・アンドリアノフ氏(58歳)が、病気とたたかっているそうです。
・アンドリアノフ、病魔とのたたかい(International Gymnast)
息子のセルゲイ氏によると、多系統萎縮症(MSA)の一種であるオリーブ橋小脳萎縮症におかされ、終末期にあるそうです。パーキンソン病に似た病気で、現在は寝たきりのまま手足を動かすことも、話すこともできない状態。余命は長くないだろうという医師の診断です。
アンドリアノフ氏といえば私はモントリオール五輪(1976)の個人総合優勝が印象に残っています。若い人には、来日し塚原直也選手のコーチをつとめたことでおなじみでしょう。2001年に国際殿堂入り。2002年から故郷ウラジミールに戻り、若手を指導。ユーリ・リャザノフ(2009年事故死)も教え子の一人だったそうです。昨年、リャザノフの葬儀で涙する姿を写真で見ましたが、当時すでに発症していたらしいです。家族は何かいい治療があれば・・・と希望を捨てていません。
悲痛すぎて、お見舞いの言葉も浮かびません・・・
息子のセルゲイ氏は日本でコーチをしているそうですが、どこででしょうか?朝日生命のセルゲイコーチは、調べてみたら名字がちがうんですけど・・・。