来年のヨーロッパ選手権(2022年8月11日~21日)は、ドイツのミュンヘンでおこなわれます
・大会サイト
複数の競技まとめておこなう4年に一度の総合スポーツ大会。実施される競技は、
陸上、ビーチバレー、カヌースプリント、
自転車、体操、ボート、スポーツクライミング、
卓球、トライアスロン
という、独特の組み合わせの9種類。といってもアジア大会のような雰囲気ではなく、過去の記憶では通常の体操のヨーロッパ選手権と変わりなかった気がします(見に行ったワケではありませんが)新体操、トランポリンは実施されないようです。
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大会マスコットは今月決定予定。写真は2018年大会(グラスゴー)マスコットのボニー(←これが何とメス)
ルーマニア代表とコーチらが、東京五輪用のTシャツを受け取り、笑顔
・ルーマニア体操連盟
<ルーマニア代表>
マリアン・ドラグレスク(40)
ラリサ・ヨルダケ(25)
マリア・ホルブラ(20)
40歳で5度目の五輪出場となるドラグレスクは、唯一取っていないのが五輪の金メダルだとし、「ずっとほしいと思ってきた」「自分との戦いになると思う」などと語りました。
ヨルダケは「何も失うものはない。笑顔で演技を終えたい」、ホルブラは「メダルの望みがないからといって、やる気には関係ない。五輪出場は夢だったし、ルーマニア代表として演技できるのは名誉」などと話しています。
サミル・アイサイド(仏)が、東京五輪の開会式で旗手をつとめるそうです
・フランス体操連盟
同国体操選手としては初。柔道女子のクラリス・アグベニューと2人。
2016年リオ五輪の跳馬での、ショッキングな骨折から5年(フランスではテレビの生中継を見ていた人も多かったそうです)、くじけず復活した力を高く評価されての選出だと記事では書いています
本人は、「信じられないほどうれしい、名誉なこと」「体操選手にとってめったにないチャンス」と喜びを語りました
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開会式は23日(金)で、男子予選は翌日。通常、体操や競泳など大会前半の競技から旗手は選ばれません(式にもほとんど出席しないと思います)今大会の旗手は男女ペアで、日本は八村塁(バスケ)、須崎優衣(レスリング)。
東京五輪のイタリア女子代表が決定
・イタリア体操連盟
・OA Sport
<団体>
ジョルジア・ビラ(18)
マルティナ・マッジオ(19)
アシア・ダマート(18)
アリーチェ・ダマート(18)
<個人>
バネッサ・フェラーリ(30)
イタリア選手権(10日~11日・ナポリ)後になるという報道がありましたが、もう発表になりました。顔ぶれは事前の予想どおり
団体メンバーは全員10代(マッジオは五輪開幕後の7月26日に20日になります)ダマート姉妹は双子。フェラーリは4度目の五輪(イタリア体操選手としては最多)
2019年世界選手権(シュツットガルト)団体3位に貢献したイオリオ、カロフィグリオは昨年故障し準備不足のため、はずれたようです
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男子は2人。
マルコ・ロダディオ
ルドビコ・エダーリ
東京五輪に出るのか出ないのか、注目のマンリケ・ラルデュエ(キューバ・24)がSNSで声明を発表しました
・Gimnasia Latina
私のショボいスペイン語&英語力ではよくわからないのですが・・・
ラルデュエと三段跳びのジョーダン・ディアズ(20)が、ともに出場権があるにもかかわらず出場を取り消されたもよう。ディアズもSNSで不満をぶちまけており、こちらもよくわかりませんでしたが、2人とも「フェアーではない」という内容のようです。ラルデュエは、「私が五輪に参加するのか心配しているすべてのファンや体操関係者へ」「偉大なチャンピオンだったと記憶にとどめておいてほしい」などとしており、出場はあきらめている感じです
国のスポーツ大臣(のような役職と思われる人物)によりますと、ラルデュエは「大会(五輪)に必要な身体的、技術的なレベルにない」としており、これが表向きの理由と思われます。
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三段跳びのディアズの欠場を伝える記事。ケガと新型コロナ感染で7か月実戦から遠ざかっていたそうです。ラルデュエにもふれています
・Diario Las Americas
ラルデュエが正式に棄権すれば、トマス・ゴンザレス(チリ)が繰り上げ出場になるはずです