インドネシアから初めて体操で五輪に出場するリフダ・イルファナルトゥフィ(24)が紹介されています
・Inside the Games
フィリピンなどと違い、正真正銘のインドネシア人。首都ジャカルタで調整に余念がありませんが、同国には体操のナショナルトレーニングセンターがなく、保守的なお国柄からスポーツでは男子優勢。したがって、サポート不足などのハードルを乗り越えてのパリ五輪出場だったもようですが、「不十分な環境でも、立派にやれる」ことを証明したいと話しました。インドネシアでは来年、世界選手権の開催が決まり、体操への注目度アップが期待されます
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2023年世界選手権(アントワープ)の個人総合予選順位による五輪出場ワク、最後の1人でした(開催国ワクが消え、同選手に回ってきたもの)
↓右の下から2番目のワク
スイス男子は今月、パリ五輪代表選考会を3回おこないます
・スイス体操連盟
①6月13日
②6月15日
③6月22日
場所をかえながら実施。3回とも「同じ重み」(勝ち進んで行くとか、最後の回が一番大事、などではないもよう)で、すべて終了後に選考委員会が「最高のチーム」を作るために協議し、6月27日に代表5人が決まる予定。もっとも代表決定が早いのは日本ですが、スイスも多国に比べ早めかもしれません
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おもな候補は、
バウマン、ザイフェルト、
セルハニ兄、ジウベリーニ兄弟、
クラッター、ランデッガー
など。個人ではメダルに届きにくいものの、団体の力のあるチーム。女子はビッケルだけが出場権を得ています。
ドイツ選手権(6日~10日・フランクフルト)は種目別決勝がおこなわれました
・ドイツ体操連盟
一部だけ紹介しますと、
<段ちがい平行棒>
1. サイツ 14.750
2. ケブリック 14.400
3. シュンマイヤー 13.200
アキレス腱断裂から復帰してこの種目だけでパリ五輪をめざすサイツは、「まだ全然あきらめていない」と語りました。もうひとつ代表選考会を残しているようです。
<あん馬>
1. ムシヒディス 14.225
2. イーダー 14.025
3. トーバ 13.975
ドイツが苦手とされるあん馬ではギリシャっぽい名前のムシヒディス(ムシキディスかもしれません・18)が初優勝。ジュニア時代からEYOFなどの国際大会で活躍した元ドイツジュニア王者で、オールラウンド力もあるもよう。コーチは元代表のアイヒホルンで、あん馬を得意とした選手
知らない名前がどんどん出て来ます・・・
フランス選手権(7日~9日・リヨン)シニア女子の結果
・フランス体操連盟
<女子個人総合>
1. デジュスドスサントス 55.000
2. オシセク 53.717
3. ラルイ 52.718
ボワイエ、デビヤールは欠場。フリエス、シャルピーは種目をしぼっての演技でした。種目別の結果は省略します。
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3位ディエナ・ラルイは19歳。12歳でジュニア代表入りし、地中海大会など国際大会にも出場しているようです。