パリ五輪が終わったばかりですが、次の2028年ロサンゼルス五輪へ向け期待されるイタリアの若手男子に関する記事
・OA Sport
今大会、イタリアの3つのメダルはすべて女子。久々に団体出場した男子は団体で、
予選 6位
決勝 8位
と悪くない結果ですが、4年後にはさらに強くなるとしてもっとも期待されるのは来年シニア入りするトマーソ・ブルニャミ。今年の欧州選手権(ジュニア)で
団体 銀
個人総合 銀
ゆか、つり輪 金
跳馬 銀
という5個のメダル。昨年のヨーロッパユース五輪フェスティバル(EYOF)でも個人総合優勝などオールラウンド力があり強力な種目も複数あるという選手(2006年生まれ)。ほかに同い年の選手2人と、2007年生まれ2人も紹介し、「これほど良い人材が揃ったことはかつてない」と絶賛。イタリア男子はすでに、ロス五輪、さらにその次の2032年ブリスベン五輪を視野にチーム作りに取り組んでいるとしています。この子はたぶん本当にすごいんだろうと思いますが、日本も受けて立ってほしい
・European Gymnastics
アミルトン・サボー(仏・37)がパリ五輪の体操でテレビ解説をつとめました
・フランス体操連盟フェイスブック
2012年ロンドン五輪の平行棒で銅メダル。フランスでは今のところ最後の五輪メダリスト(参考・過去記事)。引退時期ははっきりしませんが、引退後は欧州選手権、2021年東京五輪などで解説をつとめています。私の語学力ではほとんど聞き取れませんが、「男子団体がクレイジーだった」「日本男子チームはすごいと思う」など(たぶん)日本男子をほめてくれているようです(違ったらスンマセン)。あと、一般的には不評だった開会式が良かったと言っている気がします。
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久しぶりに見ましたが、やっぱりカッコイイ普段何をしているか不明ですが、少なくとも張尚武(中国)とはまったく違う引退後の人生のように思えます。中国は五輪の金メダリストが多すぎて、銀、銅メダルの選手や、他の大会で活躍した選手が埋もれてしまうのでは
<ロンドン五輪平行棒>
1. 馮喆(中国)
2. ニューエン(独)
3. サボー(仏)
4位 田中和仁、8位 田中祐典
↑私は完全に忘れていました・・・
何度か中国メディアが取り上げている人物ですが、ユニバーシアードの金メダリストである元中国代表の男子選手の転落人生・・・
今回はかなり詳しい内容で、ざっくりまとめても長いですが、
・河北省生まれの張尚武は、12歳で代表入り
・2001年ユニバーシアード(北京)で団体とつり輪で金メダル(当時18歳)
・このときのチームメイトは楊威、梁富亮ら
・同年、世界選手権(ベルギー)にも出場するがメダルなし
・アテネ五輪の前年(2003年)にアキレス腱を断裂し、五輪出場を逃す
・地元で復帰をめざすが、ケガの後にもかかわらず高度な演技を強要される
・2003年10月に引退(←別記事では2005年)
・指導者になるための学校進学の推薦を希望するが、省は拒絶
・進学をあきらめほかの仕事をさがすが、警備員には背が低すぎるとして不採用(張は154センチ)
・屋台を出す、芸能活動、駅で倒立などを披露してお金を得る(記事では「物乞い」)、などの生活に
・2007年、窃盗で2か月の懲役
・同年7月再び別の窃盗で逮捕(現在も塀の中とする記事と、出所したとするものがある)
・「運命を変えることができるのは、オリンピックの金メダルだけ」と話している
記事では、出所したら更生してほしい、国のために一生懸命努力したアスリートたちに社会がもっと注目し、このようなことが起きないように願う、とまとめています。まだ40歳何かいい道があるとよいのですが・・・
(リンクは貼りませんが今回も捜狐の記事でした)
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やはり五輪出場がなく、出場した最大の大会がユニバーシアードという吉岡知紘さんは、うちの近く(!)の体操教室で指導しています(過去記事)笑顔が明るく、対照的です。