岡慎之助が3つ目の金メダル
<鉄棒>
1. 岡慎之助 14.533(D:5.9、E:8.633)
2. バラハス(コロンビア) 14.533(D:6.6、E:7.933)
3. 張博恒(中国)、唐嘉鴻(台湾) 13.966
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7. 杉野正尭 11.633
1、2位は同点ですがE得点の高い岡が勝ちました。今大会の男子体操の主役は、岡でしたね
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張博恒(中国)は、団体、個人総合、鉄棒で予選トップでしたが、結局金メダルに届きませんでした。21歳で迎えた東京五輪の団体メンバー4人目を先輩の林超攀と争いましたが結局補欠に。もし団体がいつものように5人なら十分出場できていたはずで、運のない感じがします。表彰台では台湾の選手と友好的に見えました。
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アンヘル・バラハス(コロンビア)は種目別のW杯ポイントで出場権を得た選手。コロンビア、そしてラテンアメリカ初の鉄棒のメダルだそうです。岡と同点だったことから、「金メダルに匹敵する」と書いています
・Gimnasia Latina
パリ五輪の体操も最終日。岡慎之助が平行棒で銅メダル
<平行棒>
1. 鄒敬園(中国) 16.200
2. コブトゥン(ウクライナ) 15.500
3. 岡慎之助 15.300
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6. 谷川航 14.133
2019年の世界ジュニア選手権(ハンガリー)での岡とコブトゥン(写真)。岡選手は背も伸び、ずいぶん大人っぽくなりました
蘇煒徳(中国)は予定どおり鉄棒の決勝にエントリー。鉄棒には岡と杉野正尭が出場します
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国際体操連盟(FIG)は(たぶん五輪に合わせて)7月30日から8月1日までパリで役員会議をおこないました。たいした決定はありませんが、新体操と女子体操の審判の国籍変更が認められています
・FIG
エジプト → ドイツ
ポーランド → ノルウェー
審判の国籍変更って、何なんですかね国際結婚とかでしょうか?
パリ五輪の体操は、種目別決勝2日目をおこないました
・Rappler
<つり輪>
1. 劉洋(中国) 15.300
2. 鄒敬園(中国) 15.233
3. ペトロウニアス(ギリシャ) 15.100
<跳馬>
1. ユロ(フィリピン) 15.116
2. ダビチャン(アルメニア) 14.966
3. ヘプワース(英) 14.949
カルロス・ユロ(フィリピン・24)が2つめの金メダルこういうのを、本当の「歴史的」というのではないでしょうか。
女子は省略しますが、段ちがい平行棒で優勝したネムール(アルジェリア)を、「アフリカ初の金メダル」と称賛する記事多数。ですが、ネムールはアルジェリアに住んだこともないような選手で、ほぼフランス人。フィリピン代表の女子3人、ハイチ代表の女子、かつてのバングラデシュ代表のシーザー(すべてまぎれもない米国人)などと同じ。まあ別にいいですが、ちゃんと伝えてほしいです
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つり輪だけ出場したアイサイド(仏)は4位でした。今大会の流れから、地元忖度あるかな?と思ったらそうではありませんでした
・フランス体操連盟
ネットでは、選手村のフランス選手の部屋だけもともとエアコン付きだった、と噂されています。誰か会見でフランス選手に聞く記者はいないのか聞きにくいことを聞くのが記者だろ競泳三冠のマルシャン(仏)なら少なくとも3回聞く機会があったのに私なら絶対聞くけどなぁ・・・