■GYMニュース:難度はA

3月も、世界の体操ニュースを!

鄒凱、個人総合は考えず

2009-12-26 15:10:52 | スポーツ

まだ欧米が休みなので、またまた中国の話題です。

鄒凱が地元四川省で李寧の会社のイベントに登場したようです。大人気の鄒凱に、「ガールフレンドを選ぶ基準は?」などという質問が投げかけられました(少なくとも私はどうでもいいですが

鄒凱、ダイエットしてガールフレンドさがし(Sohu.com)

世界選手権後3週間休みをとった間に体重がふえたという鄒凱は、もともと太りやすい体質で、先月の北京合宿では体重を減らすこととパワーアップにつとめたそうです(そんなにデブには見えないと思いますが・・・)先ごろ、チームメイトらとともにスキーに行ったこともダイエットの一環だそうですが、スキーは得意ではなく「少なくとも20回は転んだ」ということです。陳一氷と女子トランポリン選手の交際のニュースが流れ、鄒凱もネットで知ったそうですが、「本人には何も聞かなかった。私生活のことを詮索するのはよくないと思う」と話し、自分はスポーツ選手より普通の女性がいい、上品なタイプが好きと話しました。

(大事なのはここからです)

今年、ゆかと鉄棒で好結果を残した鄒凱ですが、来年のアジア大会、世界選手権に向けて5-3-3制の導入も考えるとこの2種目だけではなく、ほかの種目にも取り組むとしています。「まずはあん馬と跳馬」と話しますが、あん馬は実際には「悲惨な状態」だそうです。あくまでも6種目やる意志はなく、「07年以降、個人総合の考えは捨てた。あくまでもゆかと鉄棒がターゲット」と断言しました。

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その陳一氷熱愛の記事がこちら。お相手の何雯娜は、重量挙げ選手らをはじめ多くの噂があり、「スキャンダル・プリンセス」と呼ばれているそうです。写真はマカオで激写?されたもの。美人選手ということですが、写真うつりは悪いですね。まあ、どうでもいいことですが・・・。

Panda 個人総合に前向きなのは王冠寅だけでしょうか・・・

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中国男子は80年代生まれ中心に

2009-12-24 20:51:44 | スポーツ

欧米はクリスマス休暇でたいしたネタがないので、中国の展望をふたたび見てみましょう。

ポスト黄金時代をになう5人の80年代生まれ(中国体操協会)

だいたいの内容です。

肖欽(1985年生)
「あん馬王」肖欽と、「個人総合王者」楊威は一見まったく違う世界の選手と思いがちだが、苦い経験を輝かしい成功につなげた点で共通している。現在の男子チームの中で、アテネ経験者は彼だけ(騰海浜は除外のようです)(たしか新婚だという話で、)家庭と体操の両立がむずかしいと語る。

鄒凱(1988年生)
李小鵬から多くを学んだという。冬の合宿では跳馬とあん馬に力を入れたいとする。

陳一氷(1984年生)
黄旭から「言動に気をつけ、いいチームを作るように」とアドバイス。まわりの期待は相変わらず大きいが、今はチームの長所と短所を冷静に見極めることが大切。合宿では6種目とも新しい内容を取り入れることになるので、たいへんだと思うと話す。

馮敬(1983年生)、騰海浜(1984年生)
個人総合向きの選手がこの2人。馮敬はバランスがとれており、騰海浜はアテネのあん馬でメダルを獲得し、ほかにもつり輪、平行棒が強い。黄玉斌監督は「代表選考はあと2年は見ないといけない。とにかくオールラウンダー不足が緊急課題」と話す。

新旧交代がうまくいき、80年代生まれの選手らがリードすれば、中国男子は「ポスト黄金時代」のすばらしいドラマを見せてくれるだろう、というまとめ。年明けにオランダで合宿をおこなうそうです!

Panda

・・・といいつつ、ちょっと心配しているのでは?!

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米男子コーディネーターに、マゼイカ氏

2009-12-23 10:22:16 | スポーツ

新しい米男子代表チームコーディネーターに、ケビン・マゼイカ氏が決まりました。

コーディネーターにマゼイカ氏(Inside Gymnastics)

アテネと北京の五輪で監督をつとめたマゼイカ氏は、米体操連盟会長によれば、「選手やコーチの尊敬と信頼を集める人物」ということです。チームコーディネーターの仕事は、記事によると「男子代表チーム編成の全般的なマネージメントと、技術面における管理」となっており、シニアだけでなくジュニアも含まれるそうです。

マゼイカ氏は最近までヒューストン体操アカデミーで男子プログラムマネージャーをつとめ、自身の体操クラブももっています。これまで、ラジ・バブサール、ショーン・ゴールデン、ショーン・タウンゼント、トッド・ソーントンらの米代表選手を指導してきたそうです。就任にあたり

「米男子はアテネ、北京で銀、銅メダルを獲得した。われわれの使命は、ふたたび表彰台にのぼることだ」

と意欲を語りました。

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前任者ロン・ブラント氏に関する記事もありました。断言できますが、この人は美容整形手術(シワとり)を受けています。ま、それはいいとして、コンピューターによるシミュレーションなども導入して五輪代表を決定する米国では、「君はよくがんばった、でも五輪代表にはできない」と宣告するのは非常につらい仕事だと話しました。誰かが言わなきゃいけないんですもんねぇ・・・。

ロン・ブラント「米男子はまた金メダルをとる」(Examiner.com)

Flag_usa

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ブラニクは来年、地元で引退

2009-12-23 10:04:44 | スポーツ

いつものことですが訂正です。レゼク・ブラニク(ポーランド)の引退発表に関する記事の紹介に誤りがありました。正しくは、来年おこなわれる(日時不明)地元グダニスクでの競技会を最後に引退するということです。

ブラニク、現役引退へ(Gymnet.org)

最後のひとっ跳びが見られるということのようです。

Flag_poland

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中国の個人総合を背負うのは?

2009-12-22 20:39:21 | スポーツ

ふたたび中国の展望を見てみましょう。厳明勇王冠寅のインタビュー記事です。

個人総合後継者はこの選手?(中国体操協会)

楊威李小鵬らが引退し、中国男子はオールラウンド型の選手不足が深刻な問題です。しかしおそらくこの二人(先日の監督インタビューでは名前が上がっていませんでしたが・・・)が後継者となるだろうということで、話をきいています。

厳明勇は今年のロンドン世界選手権、先日の豊田国際のつり輪で優勝。思えば2002年にひざの半月板を損傷するケガを負い、治療中に上半身の強化に取り組んだ結果、つり輪が得意種目になったということです(アテネのときどっかで聞いた話・・・

とにかく個人総合の選手が必要ということで、記者がゆかや跳馬はどうなのかとたずねたところ、「まだ脚が痛むので、脚力が必要な種目は慎重に練習している」と答えました。脚の故障のためつり輪、鉄棒、平行棒など上半身を使う種目に集中しており、跳馬は何とかこなせるものの、ゆかはほとんど練習していないそうです。それでもチームが求めるならば、全種目やる方向も考えてみたいとしています。

いっぽう王冠寅はもともとオールラウンド型の選手。世界選手権と豊田国際で優勝した平行棒が得意種目で、「鉄棒とゆかもまあまあ。現時点では、平行棒でつけた差を守りきるのが目標だが、ほかの種目も力をつけ個人総合の方向で努力したい」と話しました。

冬の合宿のスローガン「弱点を強化し、手に手をとって前進しよう」(←たぶん)のとおりにやれば、中国体操の未来は明るい、というまとめです。

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Panda中国語わかりませんが、厳明勇は脚がよくなっても6種目やりたくなさそうですね・・・

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