ヤンセン、まだまだやります！

伊達公子もじゅうぶんすごいですが、41歳エスペン・ヤンセン（ノルウェー）は今週末、「ベテランズ・オープン」（リガ←たぶんラトビア）という大会に出場します。

・ノルウェー体操連盟ブログ

出場資格は、男子25歳、女子20歳以上。上限はありません。年齢別に8つのカテゴリーに分かれて競技をおこない、独自の採点ルールがあるようです。もう一人ノルウェーから参加するアンドレ・バッハは80年代を代表する選手らしいです。ヤンセンと一緒に出るのは1987年以来二度目（ずいぶん前ですね・・・）2年前にも出場したというヤンセンによると、この大会はよい雰囲気で、参加選手も多く、非常にすばらしい大会だということです。ホスト国（たぶんラトビア）のほか、ロシア、ベラルーシなど北、東欧諸国中心の参加だそうです。

いったい引退するときがくるのかしら？と思われるヤンセンですが、この大会の最年長記録60歳・・・どうやらこれをめざしているようだ、と記者は書いています

中国、ますます危機感

おなじみ中国男子代表チームの黄玉斌監督は、中国選手権の個人総合を見てますます危機感をつのらせたようです。

・ミス続出に危機感（中国体操協会）

陳一氷をはじめ、騰海浜、梁富亮、馮敬らにミスが続出。比較的安定していた馮喆が優勝したものの、まさに「危機」であるとしています。（中国語わかりませんが、漢字の雰囲気でたぶん）「演技が雑、完成度、熟練度が低い」という印象だったようです。アジア大会や世界選手権には若手を起用する予定だそうですが、種目別王者である陳一氷、鄒凱、今回優勝した馮喆以外のメンバー選考には頭を悩ませそうだということです。

中国選手権、男子は馮喆が優勝

カナダ男子は90点台が出ませんでした。さて先日日本を分析していた中国はどうだったでしょうか？仙桃で27日中国選手権が始まり、男子個人総合は馮喆が優勝しました。

＜男子個人総合＞
1.　馮喆　89.300
2.　廖秋華　89.050
3.　張成?　88.900
－－－－－－－－－－
6.　陳一氷　87.950

・中国体操協会

陳一氷は北京五輪後初めての個人総合。平行棒で少なくとも4つのミスが出たことは、冬の練習で難度を上げたためとしています。終始笑顔で、観衆にこたえていたそうです。馮喆は初の優勝。2位と3位の選手は十代だということです（写真見るとそんな感じしないんだけどなぁ・・・）

28日は女子個人総合がおこなわれます。

ガフイックとベイクリックが優勝～カナダ選手権～

カナダ選手権がおこなわれ、個人総合はガフイックとベイクリックが優勝しました。

・カナダ体操連盟

・くわしい結果（Examiner.com）

＜男子個人総合＞
1.　ガフイック　89.550
2.　ペイン　84.350
3.　リトウィン　84.050
3.　スミス　84.050

＜女子個人総合＞
1.　ベイクリック　55.950
2.　ガーディナー　55.100
3.　ペグ　54.800

ガフイック楽勝。ゲストとしてアル・ハザリ（イエメン）が出場し、個人総合で18位、ゆかで11位だったそうです。ベイクリックは来年から米スタンフォード大に進むそうです。

フィッシャー、足を手術

今年度から新たに当コーナー「応援強化指定選手」になったルーカス・フィッシャー（スイス）が26日、足の手術を受けたそうです。

・ルーカス・フィッシャー公式サイト

公式サイトによりますと、片方の足の、内側と外側のじん帯に関する手術のようです（医学用語むずかしくてよくわかりません！）手術は避けられないという診断だったそうで、「今がそのとき」と決断したようです。練習再開まで3か月、競技再開まで6か月の見込み。長い道のりですが、本人はいたって元気で、回復への自信があるとしています。また、「バーゼル大学病院に入院しているから、ぜひ遊びに来てね！」と書いています（いいのか、こんなこと言っちゃって・・・）

1階の1160号室とか書いてちゃってます。本当に誰かに来てほしいようす。さびしいのかな？

世界選手権は欠場ですね。残念・・・。