昨夕、野田首相は関電大飯原発再稼働を明言した。会見の模様をテレビで観ていて心の底からの怒りが込み上げてきた。あらためて今朝の新聞で会見発言を読んでみた。
首相が語ったことは、再稼働しなかったら→「突発停電が起き」「命の危険」が生じ、「電力料金が高騰」し、→「仕事が成り立たなく」「働く場がなくなり」→「日常生活や経済活動が大混乱」「日本社会がたちゆかなくなる」という恫喝のようなもの。
一方、首相が語らなかったことは、「安全神話」で国民を欺きつづけ重大な事故を起こした責任について、そして「3.11」から何を学んだのかということ。
政府は「福島原発事故は収束」と宣言したが、政府や国会の事故調査委員会もまだ調査中で報告も出されていないし、政府がとりあえずまとめた30項目の「安全対策」の多くはこれからと現状。断層など地震・津波の原発に及ぼす危険の学問的な再調査の必要性が指摘されている。また、事故が起きた時の避難計画もできていないし、まともな原子力規制機関がまだこれからというのに。
いったん重大な事故を起こせば制御もできない、取り返しのつかない被害をもたらす原発をこれからも使い続けるのか、人類と共存できるのか。この根本的な問題に国民的な議論もないまま再稼働を決定した野田政権と圧力をかけつづけた財界・電力会社に厳しく抗議する。
原発「ゼロ」、原発ない日本のために、大飯原発の再稼働を許さない運動に微力ながらこれからも加わっていきたいと新たな決意をした今朝だった。
首相が語ったことは、再稼働しなかったら→「突発停電が起き」「命の危険」が生じ、「電力料金が高騰」し、→「仕事が成り立たなく」「働く場がなくなり」→「日常生活や経済活動が大混乱」「日本社会がたちゆかなくなる」という恫喝のようなもの。
一方、首相が語らなかったことは、「安全神話」で国民を欺きつづけ重大な事故を起こした責任について、そして「3.11」から何を学んだのかということ。
政府は「福島原発事故は収束」と宣言したが、政府や国会の事故調査委員会もまだ調査中で報告も出されていないし、政府がとりあえずまとめた30項目の「安全対策」の多くはこれからと現状。断層など地震・津波の原発に及ぼす危険の学問的な再調査の必要性が指摘されている。また、事故が起きた時の避難計画もできていないし、まともな原子力規制機関がまだこれからというのに。
いったん重大な事故を起こせば制御もできない、取り返しのつかない被害をもたらす原発をこれからも使い続けるのか、人類と共存できるのか。この根本的な問題に国民的な議論もないまま再稼働を決定した野田政権と圧力をかけつづけた財界・電力会社に厳しく抗議する。
原発「ゼロ」、原発ない日本のために、大飯原発の再稼働を許さない運動に微力ながらこれからも加わっていきたいと新たな決意をした今朝だった。