8日の野田首相の大飯原発3・4号機“再稼働表明”について記者からコメントを求められた大阪市の橋下市長は、「夏季限定(稼働)で十分に関西府県民の生活は守られる。いきなり国民生活や経済が出てくるのは論理がおかしい」と批判、引き続き今夏だけの再稼働を政府に求めていくと述べた。
これについて、財界の大本である経団連(日本経営者団体連合会)の米倉弘昌会長は13日、野田首相の再稼働表明について「高く評価したい」とのべるとともに、橋下市長がいう「夏季限定」稼働について、「いかに住民や企業に経済性のある電力を安定供給するかを考えるのが首長の責任だ」「原発への不信感を起こさせる発言の根拠を明らかにすべきだ」と述べるとともに「経済活動や事業を全然ご存じない方の発言」と橋下市長のいう「限定再稼働」発言を一蹴した。
野田首相が8日に大飯原発の再稼働表明をした背景に、関西電力や関西財界の脅しに屈した橋下市長も参加する関西広域連合の「限定的」再稼働を容認への「変節」があったことは明らか。滋賀県の嘉田知事が12日、外国特配員協会で講演した際に記者から「(関西広域連合が)再稼働反対の声を過激にあげていたにも拘らず、180度スタンスを変えたのは何故か?」の質問に「(夏場の)電力不足で“停電になったらどうする?” “お前は責任取れるのか?”と関電、国、企業から脅された」と答えている。
嘉田知事だけでなく、再稼働したら「もう民主党をぶっ壊すしかない」と大見得を切っていた橋下市長の「変節」にも多くの市民から厳しい批判が浴びせられた。彼はこれまで、自分に対する「批判」には、相手を〝こてんぱんにやつけるまで〟ツイートしまくっていたのに、再稼働容認後はほとんどツイートしなくなってしまった。今までの彼には考えられないことで、今回の米倉批判にもまったく黙している。
現在、橋下市長は原発再稼働容認への変節とともに、一方で、福祉や教育などの施策488億円の切り捨ての「市政改革プラン」なるものを多くの市民の反対を押し切って強行しようとしている。
既成権力?や強者には批判めいたことを口汚く発信し続けてきた橋下市長の実が人気取りのパホーマンスでしかなかったことがだんだん明らかになってきた。
〝強きに屈して弱者を挫く〟偽りの「改革」に未来はない。
これについて、財界の大本である経団連(日本経営者団体連合会)の米倉弘昌会長は13日、野田首相の再稼働表明について「高く評価したい」とのべるとともに、橋下市長がいう「夏季限定」稼働について、「いかに住民や企業に経済性のある電力を安定供給するかを考えるのが首長の責任だ」「原発への不信感を起こさせる発言の根拠を明らかにすべきだ」と述べるとともに「経済活動や事業を全然ご存じない方の発言」と橋下市長のいう「限定再稼働」発言を一蹴した。
野田首相が8日に大飯原発の再稼働表明をした背景に、関西電力や関西財界の脅しに屈した橋下市長も参加する関西広域連合の「限定的」再稼働を容認への「変節」があったことは明らか。滋賀県の嘉田知事が12日、外国特配員協会で講演した際に記者から「(関西広域連合が)再稼働反対の声を過激にあげていたにも拘らず、180度スタンスを変えたのは何故か?」の質問に「(夏場の)電力不足で“停電になったらどうする?” “お前は責任取れるのか?”と関電、国、企業から脅された」と答えている。
嘉田知事だけでなく、再稼働したら「もう民主党をぶっ壊すしかない」と大見得を切っていた橋下市長の「変節」にも多くの市民から厳しい批判が浴びせられた。彼はこれまで、自分に対する「批判」には、相手を〝こてんぱんにやつけるまで〟ツイートしまくっていたのに、再稼働容認後はほとんどツイートしなくなってしまった。今までの彼には考えられないことで、今回の米倉批判にもまったく黙している。
現在、橋下市長は原発再稼働容認への変節とともに、一方で、福祉や教育などの施策488億円の切り捨ての「市政改革プラン」なるものを多くの市民の反対を押し切って強行しようとしている。
既成権力?や強者には批判めいたことを口汚く発信し続けてきた橋下市長の実が人気取りのパホーマンスでしかなかったことがだんだん明らかになってきた。
〝強きに屈して弱者を挫く〟偽りの「改革」に未来はない。