風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

若気の至り?

2012-06-27 | 日常
今年もテニスの世界4大選手権大会のひとつウィンブルドン(全英選手権)が始まり、錦織圭選手など日本人選手が一回戦を勝ち進み今後の活躍が期待されているのに、私は右ひじ故障で治療中。

先週のサークルの例会の時に、若い人やプロがやっている打ち方をマスターしようと年甲斐もなく肘や手首を捻るような打ち方をやったのがいけなかったのか。腫れはないが、肘を思いっきり伸ばしても150度くらいしか開かない、捻ると痛みが走る。翌日になると顔を洗うのにも、箸を口に持ってくるのにも不自由する状態に。

テニスを始めて30年近くになるがこのような故障は初めてだし、もし骨折でもしていたらと思い病院へ行った。幸い骨には異常はないということでひと安心し、注射を打ってもらい飲み薬と湿布薬をもらって帰ってきた。
という訳で、しばらくはテニスを控えなければならないので、もっぱらテレビで録画したウィンブルドンの観賞ということになってしまった。

実年齢より気持ちの方が若く?それがいつかは禍するのではと数年前から少し気になっていた。今回、そのことが現実のものになり〝あ~ッ、俺はもう若くないのだ〟ということを改めて感じた次第。
〝体は年齢とともに確実に老化(弱体化)している〟ことを自覚しつつ、少しだけ気持ちの若さがあったらそれで良しとする生き方への転換が求められているのか。でも、ちょっと悔しい!

民意を報道しない報道

2012-06-27 | 社会
下は今朝の大手全国紙の「主張」の要旨です。

・財政再建と社会保障制度改革を推進するための大きな一歩だ。衆院議員の実に約8割が、賛成票を投じたことを評価したい。「決められない政治」に決別し、参院で法案を確実に成立させなければならない(読売)
・政権交代からまもなく3年。迷走を重ねてきた「決められない政治」が、ようやく一歩、前に進む。率直に歓迎したい。(朝日)
・社会保障の安定財源確保に消費税増税は避けられず、法案の衆院通過は評価したい(産経)
・民主党から大量に造反者が出る中、消費増税法案を柱とする税と社会保障の一体改革関連法案が衆院を通過した。民主党内の亀裂は、もはや修復不能であるのは誰の目にも明らかだ(毎日)

全てが消費税大増税・社会保障解体関連法案の衆議院本会議採決の強行を「評価」するものです。
消費税増税法案への5割以上の人の反対や、公約違反・密室談合への国民の批判の声をことごとく無視するこれらの新聞には、もはや国民の立場からの「権力監視」という、マスコミとしての本来の使命を期待することはできません。

消費税10%への増税は経済の土台と国民の暮らしを壊し、不況→税収減→財政難の〝悪のスパイラル〟への道です。審議は参議院に移ります。「増税談合」勢力をもっと大きな世論で包囲し追いつめていきましょう。

時の権力の宣伝機関になり下がってしまったマスコミには組織でも資金でも対抗できないかもしれないが、今こそわれわれの草の根からの発信力を発揮する時だと思います。みなさん頑張りましょう。