風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

初夏の淀川(2)

2012-06-21 | 趣味
18日の〝淀川チャリ歩〟のつづきです。

淀川の河川敷には桑の木が多くあり、今年はどの木もたくさんの実をつけていて豊作のようです。
休日には人間が、平日には鳥たちが実を啄みに訪れているようです。桑の実で果実酒をとお思いの方は遠慮なく採りに行ってください。ただし、枝を折ることはやめましょう。


アオサギが〝真剣な顔つき〟で獲物を狙っていました。


平日で閑散としている河川敷公園です。綺麗に手入れがされていて、散歩などにもってこいの場所です。(高槻市大塚)


河川敷土手のコンクリートブロックのところに(場所は秘密?)ワラビが群生していて、作業されていた方に聞くと、「(ワラビは)勝手に生えた。つる雑草は根がつながっているので今のうちに引き抜かないと」と話されていました。この方も淀川を愛するひとり、ご苦労さまです。


枚方大橋の欄干に10m間隔に刻板が取り付けられています。刻板の多くは江戸時代に描かれた「淀川両岸一覧」図です。


ここは京阪橋本駅前の遊郭跡で、戦後、売春防止法が施行(1958年4月1日)されるまで 賑わったところです。少なくはなってきましたが、比較的当時のままの家屋(現在は普通の家として住まわれている)が今でも残っています。写真、突き当りの大きな古い建物は当時〝番所〟(遊女の管理やレクレーションの場所)として使われていたものです。