研究室でメインに使っているiMac(Early2008)の起動画面が凍るようになった。
マシンは古いが、OSは最新の10.8(Mountain Lion)にしてあるので、
自動的に作られる起動ディスク内の緊急用ボリュームを立ち上げ(⌘+R)、
備付けの修復ソフト「ディスクユーティリティ」を起動して、修復作業をさせたら、
延々とかかって終わらないので、
一晩放置して翌朝見に行ったら、「これ以上できない」と勝手に作業が停止していた。
再び試行すると、今度は一晩かかっても、作業がまったく進んでいない。
普通に再起動すると、画面が白くなったまま反応しない。
要するに、使用もできず修復もできない状態。
こうなると、システムの入れ直しをするしか手がない。
こういう時にかぎって、Time Machineでバックアップがとれていない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
OSからのクリーンインストールは面倒だ(主なデータは全部クラウドに入れてあるので問題ないが)。
少なくとも、その前にHDDのバックアップをとりたい。
あれこれ試行錯誤した結果、こうして回復した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/good.gif)
同じ状況の人もいるかもしれないので、ここに公開する。
①まずiMacに付属していた旧OS(10.5)の起動ディスク(DVD)を入れ、
そこから起動して、そこの「ディスクユーティリティ」で修復を試みる。
なんと、きちんと修復できた。
②次に、HDD内のOS10.8の緊急用ボリュームで、ディスク・ユーティリティでチェックすると、時間はかかるものの、ちゃんと最後までいき、「問題はない」と出る。
③最後に、iMacを終了し、shiftを押しながら「セーフ・モード」で起動する。
すると、ダメになる前の状態でちゃんと起動できた。
あとは普通に使える。
早速、Time Machineでバックアップを作成したのはいうまでもない。
本来、新OSの修復を旧OS用ソフトで実行するのは望ましくない。
だが、今回に限って、それが成功した。
多分、内蔵ディスク内ではなく、外付けディスクからの起動という点がよかったのだろう。
やはり、現OS用の”外付け”緊急ディスクをDVD-DLやUSBメモリで作っておいた方がいい。