今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

熊本の地震が拡散している懸念

2016年04月16日 | 防災・安全

熊本地震の頻度と規模に驚いている。
何しろ、震度7を記録した地震は本震ではなく前震で、エネルギーのもっと大きい本震はその後に発生した(M7.3なので阪神淡路の兵庫県南部地震と同レベル)。
専門家もこれは予想できなかったようで、気象庁でも14日の地震以降はM5程度の余震が続くと言っていた。

さらに5-10分おきに震度3以上の地震が続いていて、被害が発生しうる震度5弱以上の地震も”頻繁”といっていいくらい。
火山噴火以外でこれほどの頻度・強度は珍しい。

これでは新たな被害が発生しそうで救助活動もままならず、倒壊のおそれがあるのだから避難者たちも建物内に居にくかろう。

そしてさらに心配なのは、震源が北東方向に拡散し、阿蘇を越えた大分までもが連動していること。
熊本の震源地と阿蘇を挟んた大分の震源地を線で結ぶと何かに対応する。
両者の活断層は中央構造線という大きな断層帯の一部を構成しているらしい(間が火山帯に覆われているため確証は得ず)。 

ということは、熊本から大分に拡散している地震は、西日本を南北に二分する日本最大の大断層「中央構造線」が活動しはじめていることを示すのか。

その中央構造線は大分から豊後水道を渡って佐多岬半島に続いていく

地質に多少の知識があれば、そして反原発運動が第一義でなければ、懸念すべき原発は、鹿児島の川内原発ではなく、中央構造線上にあるといっていい伊方原発(現在停止中)の方。

その中央構造線は、四国と紀伊半島を横断し、伊勢湾・三河湾を横断して、南海トラフとほぼ平行して東に延びている。
そして本州のヘソ・長野県の諏訪湖(断層できた構造湖)で、今度は本州を東西に二分する大断層・フォッサマグナ(大地溝帯)に接続している。

地震の種類について改めて記す。
地震(断層破壊現象)には2種類ある。
プレート境界型:南海トラフなど、惑星規模のプレートの境界
プレート内型:中央構造線などの活断層 。規模の大きい活断層はプレート内のブロック境界に相当する。
両者は互いに影響しあう。 

日本の地形を見ると、そのほとんどが大断層の活動(大地震)と火山噴火でできていることがわかる。
その上、南半分は台風の通り道で、北半分は世界的な豪雪地帯。
すごい所に住んでいるものだ。