今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

震度7が2回!

2016年04月20日 | 防災・安全

熊本地震(群)はなんと震度7(震度の最大値)が2回もあったことがわかった。
2回とも経験したのは益城町。
まさにダブルパンチ。
このような震災は初めてだ。
被災者の方々には心から同情する。
 
この地は日奈久断層帯と布田川断層帯が合流する所で、それぞれが日をかえて震度7の揺れを出した。
さらにその揺れがこの地で震度7となったのは、地震のエネルギーの大きさと、地盤の軟らかさが揃ったため。
逆に、人口73万人の熊本市が震度7にならなかったことで、被害がこれ以上拡がらないで済んだ(益城町の人口は3万人余り)。

それにしても震度6以上の大きな地震がこれほど続くのだから、
いくら耐震建築でも耐える限度を超えてしまう(新耐震基準でさえ、震度7の地震に”1回”は耐えられるレベル)。
怖くて自宅に戻れないのも当然だ(戻るべきではない)。
地盤も建物も弱っているため、余震が続けば、それだけで被害が拡大する。 

ただ、被災地の空間的規模は限られているので、予算的にも対応可能で、余震さえおさまれば、
復旧は一挙に進むことが期待できる(東日本大震災の時のような絶望感に国民が陥らないですむ)。
余震さえおさまれば…
もう祈るしかない。