ダッカのテロ攻撃は日本人が(非イスラームの)外国人であるがゆえの被害だ。
実際、南アジアだけでなく、トルコや北アフリカ、ヨーロッパ内部でも起こっている。
このような外国人に対する無差別殺戮に対して、被害のリスクを低めるにはどうすればいいのか。
無差別テロの対象は誰でもいいので、自分が狙われているわけではない。
ならば被害に遭うリスクを低くすることは可能なはずだ。
そこで、国際政治アナリストである菅原出(イズル)氏の助言を紹介する(ニッポン放送の「ザ・ボイス」の6/29日ポッドキャスト配信より)。
●不特定の人が出入りする空間(空港や駐車場のゲート、ホテルのロビー)には長居しない。
●レストランも一階ではなく、できるだけ侵入しにくい階上の店を利用すること。
●道路に面したレストランの場合は、道に面したテラス席や窓際の席を避けること。
これが事件が起きる三日前の警告だ。
今回のレストランも、テラス席を含む入口に近い席の人たちが犠牲になった。
そして無事に避難できた人たちは階上ルートを利用した。
更にこれは同番組での青山繁晴氏の助言だが、最低限、刃物から身を守れる物(堅い鞄など)を常時携帯すべきである。