今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

後発白内障の治療

2019年12月02日 | 健康

2013年に右目の白内障を手術した(→白内障手術体験記:見えている瞳のままで)。

その右目が最近、曇って見えるようなった。
始めはメガネの曇りかと思ったが、メガネを外しても曇っている。
これ、白内障の時と同じ症状。

白内障を診断してもらって以来のかかりつけの眼科に行って、症状を訴えた。

検査の結果、「後発白内障」だという。

白内障手術をした人の2割ほどの人が発するというそれは、手術で人工水晶体に入れ替えた水晶体の外膜に、術前の細胞が生き残っていて、それが分裂繁殖することで、水晶体底面で濁りを発生するという。

治療は、レーザーでその細胞をやっつけることで、この場で5分くらいでできるという(費用は3割負担で4千円ほど)。
この状態を維持する理由はないので、さっそくやってもらうことにした。

まず右目に麻酔となる目薬をさし、レーザー装置の前に坐って、頭部を固定され、右目にレンズが装着される。
私は両目を開いた状態で、漠然と前方に目を向ける。
右目だけ赤い点が3つほど見え、パシッと軽い衝撃が後頭部まで走る。
レーザーが私の水晶体に向けて発射されたのだ。
衝撃感はあっても痛みはない。
この衝撃が幾度も繰り返される。 
治療はあっけなく終った。

右目は、検査用の瞳孔を開く薬の影響で、明るすぎて見えにくくなっているため、治療の効果はすぐには確認できない。

炎症を抑える目薬をもらって、2週間後に再検査となる。
白内障手術後とは違って、その間生活上の制約はない。
再手術しなくてすんで安心した。 

※後日(2週間後)、眼科に行って経過を診断してもらった。
視野は術後の頃と同じくらいにクリアに戻った。
再発することもほとんどないそうだ。