12月に入り、余興に宝くじでも買ってみるか、と思った12月2日のことを記す。
もちろん、隕石の直撃を受ける確率に期待することはしない。
億万長者を狙って大枚をはたくのは愚の骨頂、みすみす大金をドブに捨てるようなものだ。
なので本気ではなく余興としてスっても痛くない額=10枚を限度とする。
今月売り出されるのは、年末ジャンボ、ジャンボミニ、それにちょっと遅れて東京初夢なるものもある。
この3つの中から1つ選ぶとすればどれか。
まず、一等の高値に釣られるのは、胴元のいいカモでしかないので、
私は一等はハナから期待せず、視野の外におく。
その代わり、当る確率がもっと高く、もらってうれしい額として百万円(百万長者)を目標規準にする。
ということで、3種の宝くじの百万円当る率で選ぼう。
それぞれの当り籤(くじ)の数がすでに発表されており、連番で10枚に1枚当る最下位籤数が発行数の1/10と見当がつくので、これを分母にしてみる。
分子はもちろん百万円の籤数。
これを3つの宝くじで比べると、以下になった。
年末ジャンボ:2300/46000000=0.00005
ジャンボミニ: 1800/18000000=0.0001
東京初夢 :50/500000=0.0001
(百万円が当る確率はこれらのさらに1/10と思えばいい)。
分子だけを見ると、年末ジャンボの当り籤数が多いが、それ以上に分母(発行枚数)が多いので、確率は1桁分少ない(半分)。
ジャンボミニと東京初夢が同じ確率で並んだ。
ではこの2つのどちらでもいいかというとそうではない。
1枚当りの単価がジャンボミニでは300円に対して、東京初夢は200円。
すなわち、東京初夢の方が、コストが 2/3ですむ。
あるいは1000円当りの当籤確率が高くなる。
ということで、年末ジャンボたちには手を出さず、25日から発売の東京初夢をバラで10枚買うことにし、今日26日に実行した。