今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

コロナ禍での浜名湖の宿

2021年02月10日 | 

繁忙期の終点に近づいたので、週中ながら、久しぶりに「グリーンプラザ浜名湖」に泊った。
この宿、コロナの影響でしばらく休館していて本日から開館。

待ちわびた人が多かったのか、いや週中ながら休前日だからか、客は多かった。

まず、ここは温泉になった※。
しかもそこらにある薄い「アルカリ単純泉」ではなく、溶存物質が2894g/kgもある立派な療養泉で「ナトリウム・カリウム・塩化物泉」。
泉質としては平凡だが、うれしいことにラドンも少々ある(ただ16,8Bq/kg=0.07μSv/hなのでバックグラウンドと差がない)
温泉は増築した露天風呂に流れている(内湯は従来のまま)。
といってもさすがに源泉掛け流しではなく、加水・加温・塩素殺菌の循環湯だ。
次回は浴槽内の濃さを計測してみる。

※温泉を掘り当てたのかと思ったが、分析書によると、源泉の場所は隣県の愛知県の湯谷(ゆや)温泉。運び湯だった。ちなみに浜名湖に温泉はある。近くの「かんぽの宿三ヶ日」は温泉だし、対岸には館山寺温泉がある。

部屋(全室レイクビューの和洋室)も食事も気に入っている宿の唯一の欠点=「温泉でない」が一応は解消された。

そしてここの食事はバイキング。
以前は、カニ(しかもタラバ!)も食べ放題だったが、当然、今はその面影はない。
でも、安宿チェーンのバイキングとは違って、内容にワクワク感を覚える。
グリーンプラザのバイキングはどこでも地元の食材・料理が目玉(北軽井沢のバイキングが一番お気に入り)。
静岡はちょっとうれしさに欠けるものの、鰻(さすがに地元産ではなかろうが)それに浜松餃子が人気。
鰻をここぞとばかりに皿一杯に取る人がいるが、ビタミンA過剰症に注意してほしい。
浜松餃子は、餃子そのものとしては宇都宮餃子のような個性的なおいしさがないが、餃子というだけで食べ放題はうれしい。

コロナ禍でのバイキングなので、客はビニール手袋をはめてマスクをして料理を取る。
トングは30分おきに交換される。
当然、食事中はマスクをはずすが、客席は離されている(一人席以外は)。

食事時間は90分だが、空腹にまかせてバクバク食べたら、30分で満腹になってしまった。
でもいつも通り、ご飯や麺・スイーツなど糖質は控えたのでカロリー的にはOK。
日頃は少ない動物性蛋白質をたくさん摂れた。

追記:翌日帰宅後、夕食前に体重計に載ったら、体重はむしろ減っていた。夕も朝もバイキングだけど、最近は腹いっぱい食べないし(セーブしているのではなく、心理的には満足)、糖質を避けているためかな。