今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

iPodtouchを紛失

2021年02月15日 | 失敗・災難

実は、昨日(14日)、高尾山に行ってきたのだが、その記事を書かなかったのは、いやな思い出で締めくくられていたため。

山歩きでのラジオ聴取用に持参したiPodtouchを紛失したことが、帰宅後判明した。

いくら身辺を探しても見当たらず、iPadの「探す」でtouchを指定すると、見当たらないという。

記憶を探ると、帰路の京王線内でtouchをいじって、アウトドア用ベストのチャックの壊れたポケットに入れた(つもり)が最後。
新宿から山手線に乗り換えたがそこではいっさい触れていない。

なのでなくしたとすれば京王線の車内だ。
誰かが見つけて、届けてくれればいいが…
幸い、画面はパスワードロックをかけていて、しかもtouchの用途はラジオ聴取とカーナビに限定しているので、アップルペイなど買い物アプリや業務用メールなどは登録していないが、パスワードが突破されれば悪用される可能性は否定できない。

翌朝一番に、京王電鉄の「お忘れ物取扱所」に電話をかけた。
予想に反してすぐ繋がり、なくした物と乗車した便の説明をする。
iPhoneと似て非なるマイナーなiPodtouchを説明するのにひと苦労。
しばらく案内音楽が流れたあと、該当する届けはないとのこと。
また連絡どうぞという言葉を最後に受けて電話を切った。

処置なしだ。
touchの用途は限られているが、無いと生活に不便。
再購入を考えて、ネット検索してみると最新世代が2万円強とのこと。
実はApplewatchを買おうと思っていたのだが、touchに切り替えざるをえない。
今日は東京で仕事がないので、午後に買いに行くか。

昼に予約していた眼科から戻り、買い物に行く前に、最後のあがき。
「また連絡どうぞ」という言葉に賭けて、もう一度京王電鉄のお忘れ物取扱所に電話してみた。

またすぐ繋がり、前回とは違う担当者なので、説明しなおした。
今度の人はiPodtouchという製品を知っているようで、さっきとは違い、裏面の状態とか待ち受け画面を聞いてくる。
それに答えると(裏面にはカエルのシールを貼っていて、待ち受け画面は自室の如意輪観音だ)、なんと、該当する物が仙川駅に届いているという!

ここからは、とんとん拍子に話が進み、とにかく仙川駅に向う。
改札口で、事情を説明し、本人確認の免許証を提示すると、1日ぶりにわがiPodtouchと対面できた。
書類の受取り欄に記入すべく、それを見ると、届けてくれたのは20代の男性で、「権利を放棄」してくれている。

私のiPodtouchを、車内で見つけて仙川駅に届けてくれたこのお方に、このページを使ってお礼を申上げる。

どうもありがとうございました!

せっかくなので、この恩人様が利用する仙川駅の改札を出て、駅前を歩き、京王ストアでコロッケを買って食べた(京王電鉄へのお礼の気持ち)。

教訓1:大切な物はきちんと丁寧にしまおう。

教訓2:失せ物は執念をもって探そう。→同曲の記事「わが携帯電話よ