散り始め

2010-04-07 02:18:10 | Weblog
お昼休みもオフィスに缶詰状態だったり、寒かったりして、昨今公園でのお弁当から遠ざかっていましたが、今日は久しぶりにうまく抜け出して、靭公園にお昼しに行きました。
空は青空、上着不要の暖かさ。
身も心も軽く、公園へ。
今回はただ屋外の食事を楽しむだけでなく、もうひとつ、満開の桜を見ながらのお花見弁当とすることも狙って来ました。

果たしてコート横の桜並木は花を一杯つけて満開。
この土日から2日、当然良い頃合であろう事は予想してましたが、そのとおりでした。

近隣のオフィスから、お弁当を持ってたくさんのOLやビジネスマンがやって来てます。
座るのにちょうど良い高さの石垣に腰を落ち着ける。
頭上から左手彼方先まで薄紅色の天蓋が伸びているのに目を遊ばせつつ、鯖の塩焼き弁当を食す。
満開を少し過ぎた頃合で、風が吹くとハラハラと花びらが舞い落ちてきます。
髪の毛に当たっては吹けて行き、ズボンの上にしばし乗っかっていてくれたりします。
うーん、この塩加減がいい。
眼前の歩道には花びらが満遍なく散らばり、風が吹くたび右へ左へ。
花びらはみな先が白く、根元に向けて紅色がキュッと絞られた色の付き方。
エンドウってクキクキとした歯応えだなぁ。
みんな柔らかい顔を見せて、行き来しています。
お漬物って、歯応えといい、口の中をさっぱりとさせてくれる後口といい、大好きです。

食後、僅かな時間を使って、普段使わない携帯電話のカメラで撮影に挑戦しました。
しかーし・・
広角に寄ったレンズはいらない周辺の狭雑物を拾い、明るい日差しに液晶画面はどのような画像を捉えているのか伝えることができず、構図をろくに確認できないままシャッターを押すしかない。
露出調整は1段づつしかできないし・・。
駄目っス。
研究不足ですね。

ひとつ思ったのは、普段使い慣れているズームレンズを使わず、携帯電話みたいな単焦点レンズで撮影すると、自分の意図しない勝手に入ってくる被写体を、如何に目立たなく写す事ができるか工夫するようになり、撮影条件の悪い被写体もそれなりに見えるように写せる技術が養えるのではないかなということでした。
試してみる価値はあるかも。

ということで、今日はちょっといい日だったかな。