塩郷~駿河徳山

2012-01-06 01:21:12 |  大井川鐵道の旅
それでは大井川鐵道の旅の続きに戻りたいと思います。



塩郷駅で次にやって来た電車は南海電車車両でした。
京阪電車車両より時代を経たデザイン。
二つ窓にV字ラインが泣かせる。
大井川鐵道では他に近鉄車両も走っているらしいのですが、その週末見かけたのは朝の京阪車両とこの南海車両だけでした。
一番馴染み深い近鉄電車、楽しみにしてたのになあ。
残念。

さて、南海電車に乗り込みます。
おお、まず目を射るシートの列。
座席基部の薄緑とシートの赤紫の組み合わせが渋い。
シートは張り直しているのでしょう。
疲れた部分はありますが、擦り切れてはおらず、ビロード地?の毛足はしっかり立って、柔らかくお尻を包んでくれました。
プラスチックが少なく、シートの土台も背もたれの手すりも金属。
この使用感、なんて味があるのでしょう。
空いているのをいい事に、また車内を撮影して廻りました。



ほどなく駿河徳山駅に到着。
ここでお昼して、通過するSLを見る事にします。
駅前にある食堂で、慌ただしくラーメンをすすり、再び駅へ。
駿河徳山駅は駅舎もあり、すれ違い可能なホームを持つ大井川鐵道の中では大きめの駅(と思う)ですが、無人駅。
食堂で地元の方の会話を聞くと、無人駅になったのはつい最近のようです。
前はSL停車駅だったようですが、今のダイヤでは通過駅。
というか今のダイヤ、途中の停車駅は一駅だけです。
閑散期のダイヤなのでしょうか。
繁忙期には停車駅として復活するといいですね。