家康公のお墓

2012-10-28 21:58:03 |  ’12秋休み
'12秋休み その11

残念ながら共通拝観券で東照宮の眠り猫は見る事は出来ない。
別料金が必要。
520円だったかな。
眠る猫の背後に、猫なら襲うだろう雀が襲われることなく戯れているのが彫られていて、徳川時代の平和を表しているらしい。
猫の彫物見るのに500円とはなんて高い、そんなに価値があるのか。
と疑問だったが、こんなところまで来たのだからと自分を説得し入場、写真に収めておいた。



撮った後気付いたが、眠り猫の欄干下を通って家康の墓所まで入る事が出来るらしい。
なるほどそれならその値段も納得出来る。
墓所までは杉の巨木の林を抜け、階段を上り、奥深くへと分け入る。
結構な距離がある。
途中の道の柵や階段は石造りで、ひとつひとつがひとつの石からできている。
まあ贅沢。
小学生は石段の数を数えるのに夢中だ。



家康公の墓所の前には神社(奥社)がある。
ここでは家康公は神様だ。
神社は青銅に漆塗?
黒光りしていて渋い。
いい写真を撮らせてもらったので、お礼のお参りをしておいた。



神社の奥には家康公の墓所があり、その時は見学可能。
さすがにお墓そのものを撮影する気にはならず、墓所を一周し、帰途についた。
石造りの参道は薄暗い。
とても深い森の中にある。
思い出しても墓所の威容はあきれるばかりの贅沢さだ。
戻ってきた参道入り口からの眺めは、東照宮の瓦の重なりだった。