飛び出すのはほどほどに

2013-09-17 23:27:13 | テニス
試合後、仲間内での練習でポーチを意識してプレーしてみた。
するとやはり感覚が違う。
試合ではポイントを取られた後、「今のポーチに出ておけばなあ」と思う事が多々あったが、練習ではポイントを取られても、「今のポーチに出てもなあ」と思う。
ボールの速さといいコースといい、練習での方が難度が高い。
みんな気楽にバンバン思い切りよく打つからなあ。
決定的なポーチボレーを打てる気がしない。

それで気が付いた。
試合のミスが練習の時のミスより悔しいのは、普段より簡単なショットに対してミスするからなんだという事。
試合では相手も普段と一緒という訳にいかず、確度を上げようとするから難しいショットばかり打てないのだろう。

さて、ポーチについて思い違いしていた事があった。
ポーチとは思い切りよくセンターに飛び出てクロスに逃げるボールを捉えるもの、と思っていた。
間違いではないが、全てそうすべきものでもない。
相手のボールがサービスライン横のアレーコートに落ちる位角度があればそうしないと届かないが、そんな難しいボールばかり続く事はない。
センターを通るボールの方が多いのに、そんなに無理して飛び出す必要はない。
試合の時も一度、練習でも再び、体の正面にボールがきて、反対に難しいボールになった。
一歩寄る位のイメージで良いのだろう。
今度試してみよう。