公園で過ごす時が好きだ

2013-12-01 21:27:04 | Weblog
木、金と朝晩は冬の寒さとなったが、週末の日中は日差しが暖かく、ホッとできる土曜日曜となった。
今日は午後からテニス。
時間があったので昼食後、暖かい缶コーヒーを買いテニスコートに早く向かった。
コート横の公園の木漏れ日差すベンチで食後のコーヒーをいただく。

近所のサクラやケヤキ、イチョウの葉っぱはほとんどが散ってしまい、枝に残る彩りが無くなるのも時間の問題。
しかし、そこの公園は樹木の密度が高いため日当たりがよくないのか、樹種が違うのか。
まだまだ見頃の木々がたくさん残っていた。

そんな景色にときどき目を遊ばせ、持参したマンガを読んだ。
BARレモン・ハートのコンビニ販売用再編集バージョン。
集められたストーリーはウイスキーもので、副題「夜長に楽しむシングルモルト」。
なはは、弱いところを突いてくる。
金曜の晩、思わず買ってしまった。

年代物のシングルモルトウイスキーがBARレモン・ハートのマスターのチョイスによりお客さんに供される。
お客さんとの会話からお客さんの想い、背景、興味に関係するウイスキーが登場するお話。
いいなあ。
こんなBARが近くにあれば、入り浸ってしまうかも。

読めたのはテニスが始まるまでの20分ほどだったが、良い時間だった。
もっとゆっくりしたかったな。
いつも思うが物語は部屋で読むより、こうやって屋外で読むほうが面白い。
…いや、ちょっと違う。
面白さは部屋で読んでも変わらないのだが、屋外でそういった時間を過ごすのが気持ち良いのか。

閉じられた世界である部屋の中と違い、屋外は身の回りの状況が常に変化する。
いろんな音が耳に届く。
風が吹けば頬に感じる。
太陽が雲に隠れれば辺りは暗くなり、時が経てば影の長さが変わる。
春なら臭覚に訴える花の香りが漂ってきたり。

寒いとか暑いとかうるさいとか、不快に感じることの無いことが前提だが、受容器に訴える変化が、自身の周りの世界の広がりを感じるから心地よいのだろうか。