チビチビ用とグビグビ用

2016-06-09 00:09:52 | お酒
辛口の日本酒を買おうと思い、スーパーのお酒コーナーへ。
どれが辛口だろうかと眺めるが、商品棚の酒質表示はみんながみんな掲示されてるわけで無く、気がついたらやや淡麗、やや辛口の酒を買っていた。
それじゃあ一本前のと一緒じゃない。
どんなお酒か教えてくれる、キチンとした酒屋さんに行くべきだった。
…けどそんな酒屋さん、知らないから探さないとね。

翌日再びスーパーで、ふと見当違いのことを思い付いた。
お酒コーナーに行った時目についたアサヒのスーパードライ。
こいつは超の付く辛口だからこっちで確認してみよう、と。
ビールだけど。
普段は居酒屋なんかのナマ中で出てくる時くらいでしか飲むことはない銘柄だ。
風呂上がりに冷やしたのを飲んでみた。
なるほど、甘くないのが辛口ってことだな。

飲んだ後、舌にも喉にも残る成分がとても少ない。
商品コピーの通りクリアである。
日本酒で言う所の淡麗だな。
ふむふむ。
これはグビグビいく為のビールだ。
ホワイトビールなんかをグビグビ飲んでしまったら、その複雑玄妙な味わいを楽しめずもったいないが、これなら気にせずグビグビ飲める。
喉越し勝負だ。



日本酒も淡麗辛口タイプはクイクイいける。
アルコール度数が高いから、危険なお酒になる。
そうだ、上善如水なんて飲み口をそのまま名前にしたようなお酒もあった。
飲んだことはあるのだが、大昔でどんな味だったか思い出せない。
さらりとしていたはずだ。
すると冷やして美味しいからと淡麗辛口のお酒を買うとスイスイ飲んじゃって、酒量を抑えないといけない身にはよろしくない。
チビチビと飲める豊醇な奴を冷やして飲んでみるかな。
熱燗の方が旨いのだろうけど、意外な発見があったりするかも。