北海道から帰ってきて、随分と間を開け開封した。
余市蒸溜所で自身へのお土産として購入した蒸溜所限定商品である。
余市の限定品は三種類売っていた。
一番好みに合いそうな「 PEATY & SALTY 」のでかい普通サイズ瓶を買おうとして、いやまてまて、複数の味わいを試した方が面白かろうと、小瓶を二つ買うことにした。
三つ欲しいところだったが、なかなかいいお値段である。
一つは諦めた。
さて、ストレートで飲み比べ。
余市「 PEATY & SALTY 」
おお、香りがでいたん。
口に含むと、うひょー、ガツンと来るッス。
あー、随分とウイスキーのストレートって飲んでなかったな。
こりゃいかん。
しかし、なんとも甘みが濃厚。
、後に残るアルコールの刺激が強いっす。
それが収まった後の後味…。
なんだろう、アルコールの刺激の後はなめらかな丸みが長く舌に残る。
ソルティってのは、この時感じる僅かな潮の香りを指して名付けたのか。
香りと書きつつそれを捉えているのは味蕾なのが面白い。
余市「 SHERRY & SWEET 」
シェリーは飲んだことあったかな。
ドライフルーツを思わせる時を重ねた酸のような香りはシェリー樽によるものか。
こちらは柔らかく優しい口当たり。
味わいも香りそのまま。
残る余韻も柔らか目で、さっぱりとした甘さは後口に感ぜられる。
これら限定品は普通の余市と当然違うはずだが、その味わいの違いは分からない。
単純に考えれば、普通の余市はもう一種あった限定商品を加えた三つを足して三で割った味がするのかな。
これについては機会が持てれば比較してみよう。