涼しい夜が増えてきて、秋を実感するようになった。
夏を少し思い返して、今宵はビールのお話。
今年の夏はこれまでより涼しく過ごせたので、晩酌に供したアルコールも例年と傾向が違った。
昨年まで、特に週末のテニスやなんかで汗をかいた後は、氷をグラス一杯に詰めて注いだ缶チューハイが必須だった。
キンキンに冷えてないと飲んでられなかった。
ビールの冷たさなんかでは生ぬるく感じたもんだから、ビールにも氷を入れたりしてたくらいだ。
それが今年は氷でいっぱいのチューハイは結局一回も飲まず。
普通に冷やした缶ビールで十分喉が潤った。
それどころか、ビール無しで冷酒や少しだけ冷やした赤ワインだけで問題ない日がほとんどだった。
うむ、ビール飲む日より冷酒飲む日の方が多かったな。
なのでビールを買うときも、グビグビいくよりチビチビいける系の商品に手が伸びた。
陳列棚を見ていて面白かったのが、クラフトビール人気に大手の酒造メーカーもちょっと毛色の変わったビールをラインナップするようになったこと。
へえ面白そうと買ってはみたが飲んでみて思ったのは、「思い切りが足りないなあ。」だった。
少量生産するならなにかしら特徴的なビールであればいいのに、どうしても一般大衆受けするものにしたいのか、突出した個性を抑えた製品になってる。
たぶん商品企画室で発案者はもっと刺激的で個性的なヤツを推したんだろうけど、上層部がそれを許さず、結局おとなしくそれっぽいモノに収めさせられた、なんてTVドラマに出てきそうな裏話がありそうな製品群。
(全部飲んだわけで無いけど。)
でもそのお蔭でホントの?クラフトビールを造ってる小規模醸造所は、その独自性でもって一部ビールファンを手中に収め続けることができる。
持ちつ持たれつと言うんですかな。
それはそれとして、私は大手酒造メーカーの売り上げにも貢献したことになる。
気になったのは以下3つのビール。
シリーズものなので飲み比べたくなる。
で、飲み比べた。
んん?、メーカーの隠れた戦術に、もしかしてハマったのか。
あー、こんなこと書いてますが、私はサ〇トリーさん好きですよ。
くれぐれも誤解の無きように。
過去の記事を読んでいただければ分かっていただけるかと。
PALE ALE「爽やかに香るペールエール」
香りさわやかにしてはなやか。
私はこの手の香りに弱い。
口に含んで一拍後に苦みが立ち上がる。
が、それもガツンとくるものではなく、飲み込むとすすすっと消えてしまう。
苦みが後を引くことは無く、物足りない。
後口は面白いくらいなにも残らない。
も少し余韻を残してもいいのに。
SAISON「トロピカルに香るセゾン」
このビールはグビグビと喉をとおしている時が至福。
冷たい液体が喉を潤しつつあるとき、舌の前の方に得も言われぬ甘みが感ぜられる。
飲み終わった後、舌の真ん中から奥にかけ、おとなしめの苦味が乗っていることに気付く。
香りの〇が5つもあるが、それほど前に出てきている感はない。
さらさらと飲めるので飲みごたえはあまりなし。
あれ?もう終わり、って感じで一本飲んでしまう。
BITTER ALE「キリッと清々しく香るビターエール」
ホップの香りを鼻腔に満たしつつ口に含む。
飲み込むと口腔の後方上辺をホップの清々しさが行き過ぎる。
舌は穏やかな苦味に包まれ、ゆるりと甘みへと移行する。
後口の一番最後の残り香に、再び現れた苦みが置き去られる。
この3本の中では一番苦みが立っているので一番のお気に入り。
それでもやっぱりおとなしめ。
と書いてきたけど、記事記載に時を置き過ぎた。
今日、帰りに寄ったスーパーでこのクラフトセレクトシリーズの新作が2種売り出されていた。
その内の一つはI.P.Aと銘打たれている。
これは飲み応えありそう。
上記感想を反証されそうだ。
夏を少し思い返して、今宵はビールのお話。
今年の夏はこれまでより涼しく過ごせたので、晩酌に供したアルコールも例年と傾向が違った。
昨年まで、特に週末のテニスやなんかで汗をかいた後は、氷をグラス一杯に詰めて注いだ缶チューハイが必須だった。
キンキンに冷えてないと飲んでられなかった。
ビールの冷たさなんかでは生ぬるく感じたもんだから、ビールにも氷を入れたりしてたくらいだ。
それが今年は氷でいっぱいのチューハイは結局一回も飲まず。
普通に冷やした缶ビールで十分喉が潤った。
それどころか、ビール無しで冷酒や少しだけ冷やした赤ワインだけで問題ない日がほとんどだった。
うむ、ビール飲む日より冷酒飲む日の方が多かったな。
なのでビールを買うときも、グビグビいくよりチビチビいける系の商品に手が伸びた。
陳列棚を見ていて面白かったのが、クラフトビール人気に大手の酒造メーカーもちょっと毛色の変わったビールをラインナップするようになったこと。
へえ面白そうと買ってはみたが飲んでみて思ったのは、「思い切りが足りないなあ。」だった。
少量生産するならなにかしら特徴的なビールであればいいのに、どうしても一般大衆受けするものにしたいのか、突出した個性を抑えた製品になってる。
たぶん商品企画室で発案者はもっと刺激的で個性的なヤツを推したんだろうけど、上層部がそれを許さず、結局おとなしくそれっぽいモノに収めさせられた、なんてTVドラマに出てきそうな裏話がありそうな製品群。
(全部飲んだわけで無いけど。)
でもそのお蔭でホントの?クラフトビールを造ってる小規模醸造所は、その独自性でもって一部ビールファンを手中に収め続けることができる。
持ちつ持たれつと言うんですかな。
それはそれとして、私は大手酒造メーカーの売り上げにも貢献したことになる。
気になったのは以下3つのビール。
シリーズものなので飲み比べたくなる。
で、飲み比べた。
んん?、メーカーの隠れた戦術に、もしかしてハマったのか。
あー、こんなこと書いてますが、私はサ〇トリーさん好きですよ。
くれぐれも誤解の無きように。
過去の記事を読んでいただければ分かっていただけるかと。
PALE ALE「爽やかに香るペールエール」
香りさわやかにしてはなやか。
私はこの手の香りに弱い。
口に含んで一拍後に苦みが立ち上がる。
が、それもガツンとくるものではなく、飲み込むとすすすっと消えてしまう。
苦みが後を引くことは無く、物足りない。
後口は面白いくらいなにも残らない。
も少し余韻を残してもいいのに。
SAISON「トロピカルに香るセゾン」
このビールはグビグビと喉をとおしている時が至福。
冷たい液体が喉を潤しつつあるとき、舌の前の方に得も言われぬ甘みが感ぜられる。
飲み終わった後、舌の真ん中から奥にかけ、おとなしめの苦味が乗っていることに気付く。
香りの〇が5つもあるが、それほど前に出てきている感はない。
さらさらと飲めるので飲みごたえはあまりなし。
あれ?もう終わり、って感じで一本飲んでしまう。
BITTER ALE「キリッと清々しく香るビターエール」
ホップの香りを鼻腔に満たしつつ口に含む。
飲み込むと口腔の後方上辺をホップの清々しさが行き過ぎる。
舌は穏やかな苦味に包まれ、ゆるりと甘みへと移行する。
後口の一番最後の残り香に、再び現れた苦みが置き去られる。
この3本の中では一番苦みが立っているので一番のお気に入り。
それでもやっぱりおとなしめ。
と書いてきたけど、記事記載に時を置き過ぎた。
今日、帰りに寄ったスーパーでこのクラフトセレクトシリーズの新作が2種売り出されていた。
その内の一つはI.P.Aと銘打たれている。
これは飲み応えありそう。
上記感想を反証されそうだ。