この秋冬公開の気になるSF映画第2段、「ブレードランナー2049」を観て来た。
気になるSF映画第1段の「エイリアン コヴェナント」はリドリー・スコットが監督だった。
このブレードランナーではリドリー・スコットは製作総指揮を担当している。
結構いいお年だと思うが、製作意欲は衰えないようだ。
見終えて気が付いたが、コヴェナントもブレードランナーもアンドロイドの物語なんだな。
コヴェナントで出てくるのはちょっとロボットよりの機械的アンドロイドで、ブレードランナーの方は人間よりの生物的アンドロイドだ。
位置付けは違うが両方とも使用者である人間に負の感情をベースに持つ。
リドリー・スコットは同時期に同じような(物語の背景は全く違うが)作品に関係して、面白かったことだろう。
コヴェナントの方は過去記事で書いたので、今回はブレードランナーの方を。
人間の為に過酷な労働を強いられるアンドロイドであるレプリカントの悲哀を描いている。
前作でもそうではあったが、前作はまだ人間よりの物語だった。
一部レプリカントの「犯罪」を人類の為に取り締まるブレードランナー、な内容だった。
が、今作は明確にレプリカントが主役だ。
アクションも入るのだが全体的に静かな印象。
主役のレプリカントのブレードランナーが物静かであるのが大きいが、ウォレス社社長の常軌を逸した危険な欲望の現れや、彼の側近のレプリカントの犯罪行為の淡々とした表現、自然環境の崩壊したロスアンゼルスのジメジメした街の描写、などがサイレントに統一されていて馴染める。
この作品、好きである。
どんな作品も見終えた直後は面白かった事を否定しないが、しばらくして冷静に考えてみれば、設定上の疑問点が複数表出して評価を下げてきた。
が、この作品は私が基準ではあるが、その対象が少なかった。
より現実的と言えようか。
ハッピーエンドである必要はない、大人の映画は主題を如何に表現するかだ。

作品の内容とは離れるのだが、今回は4DXで鑑賞することになった。
料金は3200円もしたけど、都合のいい時間にやってるのがそれしかなく。
どんなものか経験してみるのもいいかと思って。
でも、なかなか楽しかった。
座席が動くだけでなく、水風光のシーンで雫は落ちてくるは、風が吹いてくるは、劇場内でピカピカ光るは。
遊園地のアトラクションのようだった。
また機会があれば4DXで鑑賞してみてもいいかな。
気になるSF映画第1段の「エイリアン コヴェナント」はリドリー・スコットが監督だった。
このブレードランナーではリドリー・スコットは製作総指揮を担当している。
結構いいお年だと思うが、製作意欲は衰えないようだ。
見終えて気が付いたが、コヴェナントもブレードランナーもアンドロイドの物語なんだな。
コヴェナントで出てくるのはちょっとロボットよりの機械的アンドロイドで、ブレードランナーの方は人間よりの生物的アンドロイドだ。
位置付けは違うが両方とも使用者である人間に負の感情をベースに持つ。
リドリー・スコットは同時期に同じような(物語の背景は全く違うが)作品に関係して、面白かったことだろう。
コヴェナントの方は過去記事で書いたので、今回はブレードランナーの方を。
人間の為に過酷な労働を強いられるアンドロイドであるレプリカントの悲哀を描いている。
前作でもそうではあったが、前作はまだ人間よりの物語だった。
一部レプリカントの「犯罪」を人類の為に取り締まるブレードランナー、な内容だった。
が、今作は明確にレプリカントが主役だ。
アクションも入るのだが全体的に静かな印象。
主役のレプリカントのブレードランナーが物静かであるのが大きいが、ウォレス社社長の常軌を逸した危険な欲望の現れや、彼の側近のレプリカントの犯罪行為の淡々とした表現、自然環境の崩壊したロスアンゼルスのジメジメした街の描写、などがサイレントに統一されていて馴染める。
この作品、好きである。
どんな作品も見終えた直後は面白かった事を否定しないが、しばらくして冷静に考えてみれば、設定上の疑問点が複数表出して評価を下げてきた。
が、この作品は私が基準ではあるが、その対象が少なかった。
より現実的と言えようか。
ハッピーエンドである必要はない、大人の映画は主題を如何に表現するかだ。

作品の内容とは離れるのだが、今回は4DXで鑑賞することになった。
料金は3200円もしたけど、都合のいい時間にやってるのがそれしかなく。

どんなものか経験してみるのもいいかと思って。
でも、なかなか楽しかった。
座席が動くだけでなく、水風光のシーンで雫は落ちてくるは、風が吹いてくるは、劇場内でピカピカ光るは。

遊園地のアトラクションのようだった。
また機会があれば4DXで鑑賞してみてもいいかな。