1月19日金曜日のこと。
その日の金曜ロードSHOW!は「ルパン三世 カリオストロの城」。
昔々何度も見たアニメだが、もう何十年も(言い過ぎか?)見ていない。
ようやく早く帰れる日も持てるようになり、その日は早く帰って鑑賞しつつ録画しようと仕事を始めた。
お昼休みに休憩室でまったりしていたら、隣に座った私より少し年下と思われる違う部署の男Aとその後輩と思われる男Bが話をしていた。
男A:「俺今日早く帰ろう。カリオストロの城を見るんだ。」
私:(あはは、私と同じ事考えてるよこの人。)
男B:「そんなの何度も見てるでしょう。」
私:(まあ、そうだよな。)
男A:「俺カリオストロの城好きでさ、DVD持ってるんだ。」
私:(ええ?そしたらわざわざ早く帰って見なくていいじゃない。)
男B:「じゃあTVで見る必要ないじゃないすか。」
私:(うんうん、そうだ。)
男A:「んー(ごにょごにょ)。未来少年コナンとかもよく見たなあ。」
私:(おいおい、Bのコメントは無視かい。)
なんて、会話を面白く聞かせてもらった。
定時後、放送開始時間に間に合う時刻に無事仕事を終え、帰宅。
晩酌開始の15分後、放送開始した。
この作品、学校に通っていた頃音声だけカセットテープに録音し、毎晩何度も何度もBGMとして流しながら勉強したものだった。
だから全てのセリフを覚えてしまった。
その頃は次のセリフや音楽を先取りして悦にいっていたが、さすがに数十年振りだと全てがすらすらとは出てこなかったな。
映像を見た回数はそれほど多くは無かったので、そちらはなかなか新鮮だった。
それにカセットテープに録音した時の放送は、昔よくあったTV用に一部カットされたもので、ノーカットと思われる今回、音楽音声のつながりが一部記憶と違っていた。
こんなシーンがあったのね。
音声記憶の詳細さと画像記憶の懐かしさが渾然一体となって、普通でない映画鑑賞の時間となった。
放送が終わり、いい気分でへべれけになり、おやすみした。
翌朝目が覚めると、いつもになくスッキリとした心持ちで起床。
この一週間のストレスがさっぱり解消していた。
酔っ払ってたから、そんなにいい時間だったことを意識できていなかったみたい。
なにしろ土日はこれからなのに、休みがおわった月曜日みたいなさみしさがあったくらいだから。
土日は遊びの予定を特に入れてなく、楽しみといえば土曜日の夜の飲みの約束だったが、金曜日まで一番だったその楽しみが色あせてしまうくらい楽しい時間だった。
年取ると若い頃の記憶を蘇らせるのが元気になる一つの方策だという。
それにはまったようだ。
その日の金曜ロードSHOW!は「ルパン三世 カリオストロの城」。
昔々何度も見たアニメだが、もう何十年も(言い過ぎか?)見ていない。
ようやく早く帰れる日も持てるようになり、その日は早く帰って鑑賞しつつ録画しようと仕事を始めた。
お昼休みに休憩室でまったりしていたら、隣に座った私より少し年下と思われる違う部署の男Aとその後輩と思われる男Bが話をしていた。
男A:「俺今日早く帰ろう。カリオストロの城を見るんだ。」
私:(あはは、私と同じ事考えてるよこの人。)
男B:「そんなの何度も見てるでしょう。」
私:(まあ、そうだよな。)
男A:「俺カリオストロの城好きでさ、DVD持ってるんだ。」
私:(ええ?そしたらわざわざ早く帰って見なくていいじゃない。)
男B:「じゃあTVで見る必要ないじゃないすか。」
私:(うんうん、そうだ。)
男A:「んー(ごにょごにょ)。未来少年コナンとかもよく見たなあ。」
私:(おいおい、Bのコメントは無視かい。)
なんて、会話を面白く聞かせてもらった。
定時後、放送開始時間に間に合う時刻に無事仕事を終え、帰宅。
晩酌開始の15分後、放送開始した。
この作品、学校に通っていた頃音声だけカセットテープに録音し、毎晩何度も何度もBGMとして流しながら勉強したものだった。
だから全てのセリフを覚えてしまった。
その頃は次のセリフや音楽を先取りして悦にいっていたが、さすがに数十年振りだと全てがすらすらとは出てこなかったな。
映像を見た回数はそれほど多くは無かったので、そちらはなかなか新鮮だった。
それにカセットテープに録音した時の放送は、昔よくあったTV用に一部カットされたもので、ノーカットと思われる今回、音楽音声のつながりが一部記憶と違っていた。
こんなシーンがあったのね。
音声記憶の詳細さと画像記憶の懐かしさが渾然一体となって、普通でない映画鑑賞の時間となった。
放送が終わり、いい気分でへべれけになり、おやすみした。
翌朝目が覚めると、いつもになくスッキリとした心持ちで起床。
この一週間のストレスがさっぱり解消していた。
酔っ払ってたから、そんなにいい時間だったことを意識できていなかったみたい。
なにしろ土日はこれからなのに、休みがおわった月曜日みたいなさみしさがあったくらいだから。
土日は遊びの予定を特に入れてなく、楽しみといえば土曜日の夜の飲みの約束だったが、金曜日まで一番だったその楽しみが色あせてしまうくらい楽しい時間だった。
年取ると若い頃の記憶を蘇らせるのが元気になる一つの方策だという。
それにはまったようだ。