旅に関する短編小説を集めた文庫本を買った。
「短編伝説 旅路はるか」という。
紀行文を集めたものではない。
主題が旅の内容になくても、少しでも旅(移動)に関係していれば編纂の対象となるお話しを集めたものだ。
旅してる気分になれるかと思ったが、上記のとおり旅そのものを題材にしているものは少なくて、ちょっと失敗。
それはいいとして、その中の一編に山田正紀の作品があった。
私の中ではSF小説の大家である。
物語は、東南アジアのある国に遊びに寄った商社マンが、空港からホテルに行くのに使ったタクシー運転手に翻弄されるお話し。
そうだ、私が学校に行ってた頃はSF小説ばかり読んでいた事を思い出した。
星新一に、小松左京、筒井康隆、眉村卓、豊田有恒、平井和正、高千穂遥、なんてえの。
おー、前回読んだ文庫本の作者がだれか思い出せないのに、大昔読んだ小説の作者はすらすらと出てくる。
SFと言ってもスペースオペラな物語ばかりがあったわけで無く、今で言えばファンタジーに含められるような現実から少し外れた「科学」のつかない空想小説が多かった。
シニカルな物語が多く、主人公が理不尽な出来事に会う作品が多かった。
今回の旅物語もそのような内容で、あの言いようのない読後感を思い出した。
今は食指の伸びないタイプのお話しだ。
あの頃、なんであんなに熱心に読んでいたのだろう。
「短編伝説 旅路はるか」という。
紀行文を集めたものではない。
主題が旅の内容になくても、少しでも旅(移動)に関係していれば編纂の対象となるお話しを集めたものだ。
旅してる気分になれるかと思ったが、上記のとおり旅そのものを題材にしているものは少なくて、ちょっと失敗。
それはいいとして、その中の一編に山田正紀の作品があった。
私の中ではSF小説の大家である。
物語は、東南アジアのある国に遊びに寄った商社マンが、空港からホテルに行くのに使ったタクシー運転手に翻弄されるお話し。
そうだ、私が学校に行ってた頃はSF小説ばかり読んでいた事を思い出した。
星新一に、小松左京、筒井康隆、眉村卓、豊田有恒、平井和正、高千穂遥、なんてえの。
おー、前回読んだ文庫本の作者がだれか思い出せないのに、大昔読んだ小説の作者はすらすらと出てくる。
SFと言ってもスペースオペラな物語ばかりがあったわけで無く、今で言えばファンタジーに含められるような現実から少し外れた「科学」のつかない空想小説が多かった。
シニカルな物語が多く、主人公が理不尽な出来事に会う作品が多かった。
今回の旅物語もそのような内容で、あの言いようのない読後感を思い出した。
今は食指の伸びないタイプのお話しだ。
あの頃、なんであんなに熱心に読んでいたのだろう。