飲欲

2018-01-27 01:23:45 | お酒
あれま大阪もだよ。
積雪5mmくらい。
帰る時は止んでたけど、この後朝までにまた降るのかな。

こんな寒い晩は熱燗に限りますな。
甘辛は中くらいの豊醇なタイプの純米酒を、上燗から熱燗にして辛味を立ち上げ、盃でくいッと。
たまりませんなあ。

昨年の今頃は我慢して、飲む量を如何に抑えるかいろいろ工夫してたはず。
それがいつの間にかタガが外れ、また昔のように飲めるだけ飲んで、飲み潰れてしまうまで飲むようになった。
人間ドックの肝機能の数値が良くなったのが理由のひとつ。

それでよく分からなくなったのが、私はなんでお酒を飲むのだろう、という根源的疑問。
もちろんお酒の旨さを楽しむというのが一番の理由だろう。
酔っぱらって気分良くなる、というのもある。

長く気持ちよくいたいなら、いいかげん酔っ払った時点で満足してそれ以上飲まず、気分よく酩酊感を味わえばいいのに、さらに飲み続けずにはいられないのだ。
気分が悪くなる手前まで、あるいはクラクラして座っていられなくなるまで飲んでしまう。
いい頃合いでやめとけば長くヘロヘロできるのに、さらに飲むから起きていられなくなる。

どうも酔うのが目的ではなさそうだ。
休肝日はキッチリ週に二日とってるから、アル中ってことは無いだろう。
休肝日…、そうだ、休肝日は休肝日で煎餅やらあられやらをお酒と同じよう際限なく食べるな。

こちらはお腹が一杯になったら終了だ。
まあそのタイミングで袋が空になるから食べ終わるしかないのだが。
つまりこういうことか。

お酒にしろ煎餅にしろ、食べられるだけ食べ飲めるだけ飲みたいんだ。
食べ飲みする行為そのものを欲しているのだな。
食欲という生物の最も根源的な、言い換えれば最も低次元な欲望に、いいように支配されてるわけだ。

かっちょ悪いなあ。