写真集完成

2020-03-20 06:35:35 | Weblog
またお楽しみが終わってしまった。
1月から取り組んでいた、連れが旅行に行った時の写真を編んだ写真集が完成したのだ。
完成したのだからそれはそれでめでたいのだが、完成することより作成する過程が面白いのであって、出来上がってしまったら、ああだこうだと考える時間がなくなることを意味する。
休日の夕刻など、夕食のできるのを待つ間、ビールをやりながらパソコンに向かうのを楽しみに、この二ヶ月を過ごしてきた。
今は仕事を早く終えて帰っても、そんな楽しみはない。

さて、その写真集であるが、出来の方はなかなかで、連れの評価も上々。
すごいねと言っていた。
普段は自分の写真をイマイチだと思っている連れ。
旅行から帰って来た時、いい写真は撮れたか聞くと、いつも全然ダメだと言うし。
なので写真集を作る前は出来たとしても、ふーんと流し見られるだけで、私の自己満足で終わると思っていた。
それが傍にあった洒落た旅行のガイドブックを開いて、これと遜色ないじゃないと言う。
それはあなたが撮った写真だよと指摘してあげた。
一枚一枚を見ると大したことないと思うらしいのだが、こうしてまとめると相乗効果が生まれたようだ。
編集者の腕がいいんだなと自画自賛である。

それはいいとして問題は私のお楽しみが終わってしまったこと。
あの楽しかった時間のことはもう忘れよう。
前向きに前向きに。
暖かくなって花の季節を迎えようとしている。
コブシは昨日の風でほぼ散ってしまった。
次はユキヤナギの白い花かな。
ちょいと出掛ける時間を持って、自分の写真を撮ろう。
それを次のお楽しみに繋げようではないか。