鹿児島県に行った気分で

2021-09-11 16:35:49 | その他旅行き
服部緑地の日本民家集落博物館、七つ目の訪問先は奄美大島の高倉。
遠くから建物に近づいた時は土俵があるのかと思った。



地面の直上は何もない空間で、4本の柱で支えられた屋根がある。
高倉なので天井裏と見える部分に荷物を入れておく建物なのだった。



柱に使われるのはヒメツバキというとても硬い木で、ネズミの爪が立たず登れないのでネズミの被害に遭う事なく、通気のいい場所で穀物や大事な服を保管したそう。
天井(=床板)に入口があり、梯子を立て掛けて出入りする。



床下のスペースで暑い日差しを避けながら脱穀などの農作業をしたり、子供たちが遊んだりしたそうだ。
建物の周りには南国らしい植物が植えられ、雰囲気を出していた。