ラケットの後ろから見る

2022-10-29 17:40:32 | テニス
昔に比べればストロークする時、体軸を立てて打つことが出来てきていると思うが、油断すると前のめりになることがままある。
特にバックハンドにその傾向が。
しかし少し前、体軸を立ててスイングするよう自身に指示する打ち方の表現を手に入れたように思う。
ボールをラケットの後ろから見る、というのと、打つ時アゴを引く、の二つ。

相手からやってくるボールは大抵顔より低いから、上から見える。
上から目線だと上体が前に突っ込んでしまうようだ。
それを、ボールがやってくる方向に向かって見る事で、上体を後ろに残すのだ。
もちろん低いボールは顔より下にあるから上から見る事になるが、イメージとしてラケットの後ろに目がある感じでスイングする。

もう一つ、アゴを引くのは、アゴを下に下ろすのではなく手前に引く感じ。
そうするとアゴにつられて頭が後ろにいこうとするので、胸を張る動きに繋がるように思う。
おまけに頭の位置もブレずに安定。
これで上体を立て、後はスイング。

スイングは前回記事にしたラケット面で押した後ボールの上に抜く打ち方がまだお悩み中。
やはり二段階に分けて考えるとギクシャクする。
なので単純に始めからボールの上に伏せ気味にスイングする方向で調整中。
ただ、相手のボールに勢いが無い時、押し出す力が加わらずネットしてしまう。
ああすればこうなる、こうすればああなる状態。
相手のボールの勢いを読む事に意識を集中しなければならない。

バックハンドストロークの肩を入れずにスイングする方法は徐々に身に付きつつある感じ。
肩を入れなくていいからと、時々前を向いたまま打ってしまう時がある。
そうなると腕の力だけでスイングすることになるのでよろしくない。
背中越しに相手を見る程の肩入れは不要だが、ラケットを左に引き肩が前に出るくらいまでは必須、と注意している。

そこから居合切りよろしくラケットを抜き放ち・・、いやラケットを振り出し、打ちたい方向へ振り抜く。
慌てて振るとスイングスピードと打点が合わずフレームショットになることも多いが、引き抜くラケットにうまくボールを当てることができれば、力負けせずに打てることが分かった。
体重移動をこれに合わせられればなお良し、なのだがこれはまだまだ。
上体を起こしてスイングできるようになったことも関係するのだろうけど、昔なら押し込まれてミスしたようなボールでも、しっかりと持ち上げられるようになった。
打ち出す方向は身体がまだ開くのか右に偏っているので、そこが主な修正点。
概ね良い方向に進んでいるとしよう。