春の山を歩こうと兵庫県にある虚空蔵山(こくぞうやま)を登ることにした。
登り口の最寄駅はJR宝塚線の藍本駅。
駅から細い道路を南に歩くと、右手の山裾になかなか立派な神社があった。
酒滴(さかたれ)神社といい、風情があるので寄り道して写真を撮らせてもらった。
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入口にある謂れを読むと、その昔疫病が流行ったとき、スサノオを名乗る童子が現れ、そのお告げに従い山に入ると、霊窟から垂れ出る「酒」を発見したという。
飲んでみると病気は治り疫病退散。
その後都でも疫病蔓延した際、同じくこの地の霊水を取り寄せ飲ませたところ、疫病が去ったということで、この地を祀ることになったものだそう。
最初名前からして酔っ払うお酒にまつわる逸話があるのかと思ったが、薬としてのお酒であった。
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神社は山の斜面にあるので石段を上ってお詣りする。
入口の鳥居から本殿までの間に小さな随神門があった。
門の左右の部屋の中を覗くと、弓矢を携えた神像が安置されていた。
社務所なんてない(と思う)神社で随身が護っているなんて、失礼ながらちょっとビックリした。
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随神門も本殿も随所に彫り物があり、四方に霊獣が睨みを効かしている本格的な造りである。
今は細い道路の左右に民家が並ぶだけ。
周りは田畑の広がる田舎だが、昔は丹波路の宿場町として賑やかだったらしい。
なかなかいいものを見せてもらった。
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登り口の最寄駅はJR宝塚線の藍本駅。
駅から細い道路を南に歩くと、右手の山裾になかなか立派な神社があった。
酒滴(さかたれ)神社といい、風情があるので寄り道して写真を撮らせてもらった。
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飲んでみると病気は治り疫病退散。
その後都でも疫病蔓延した際、同じくこの地の霊水を取り寄せ飲ませたところ、疫病が去ったということで、この地を祀ることになったものだそう。
最初名前からして酔っ払うお酒にまつわる逸話があるのかと思ったが、薬としてのお酒であった。
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神社は山の斜面にあるので石段を上ってお詣りする。
入口の鳥居から本殿までの間に小さな随神門があった。
門の左右の部屋の中を覗くと、弓矢を携えた神像が安置されていた。
社務所なんてない(と思う)神社で随身が護っているなんて、失礼ながらちょっとビックリした。
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随神門も本殿も随所に彫り物があり、四方に霊獣が睨みを効かしている本格的な造りである。
今は細い道路の左右に民家が並ぶだけ。
周りは田畑の広がる田舎だが、昔は丹波路の宿場町として賑やかだったらしい。
なかなかいいものを見せてもらった。
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