室生寺境内へは赤い太鼓橋を渡る。
目の前に現れる通用門とその奥の本坊は落ち着いた造り。
右手へ川沿いを歩いて受付で入山料を払い中へ。
仁王門が行く手にドンとそびえていた。
仁王様は赤と青に塗り分けられ、門前を睨む。
室生寺はシャクナゲの花が有名なところである。
参道のそこここにシャクナゲが葉を広げていた。
どの株にも放射状につく葉の付け根に蕾が付いており、次の春にはたくさんの花が期待できる。
群落を右に見て石段を上る。
室生寺の創建は奈良時代から平安時代らしいので、とても歴史ある寺院。
建物や仏像に古いものが残されている。
金堂の外壁の板壁をマジマジと見た。
風雨で色が変わり白っぽくなって柔らかそうなのだ。
半分腐っていてムニョッとしていたらどうしようと思いつつ触ってみると、予想に反してガッシリと硬い手触りで安心した。
堂内の仏像も面白かった。
普段お寺にお参りしてもありがたく拝むくらいなのだが、ここの仏様は私の目を引いた。
そんな昔にこんな完成されたお顔を彫ることができたなんて、すごい仏師の手によるものなんだろうなあ。
しばし見惚れてしまった。
平安の時代からこの地でずっと衆生を見守ってきたのかと思うと、平素は湧かぬ感慨が心を捉えた。
そして前面に並ぶ十二神将がかっこよかった。
像は少し小振りなので金堂ではよく見えなかったが、後で寄った授与所に大写しの写真のカレンダーがあり、その表情と装束とポーズに参ってしまった。
いつもお寺でお土産は買わないのに、十二神将が一枚一枚写っているポストカードを買ってしまったくらい。
特にお気に入りは2024年のカレンダーに使われていた神将(名前をチェックするのを忘れた。辰年なのでたぶん迷企羅大将)。
しかし後でよくよく見ると、ポストカードの写真は全身像ではなく、カレンダーの写真とは異なっていた。
写真は撮り方でずいぶんと印象が変わるもんなんだなあと実感。
面白い気づきを与えてくれた。
まあ、せっかく買ったのだから机の上に飾ることにしよう。
12枚もあるから気分で神将を入れ替えて。
目の前に現れる通用門とその奥の本坊は落ち着いた造り。
右手へ川沿いを歩いて受付で入山料を払い中へ。
仁王門が行く手にドンとそびえていた。
仁王様は赤と青に塗り分けられ、門前を睨む。
室生寺はシャクナゲの花が有名なところである。
参道のそこここにシャクナゲが葉を広げていた。
どの株にも放射状につく葉の付け根に蕾が付いており、次の春にはたくさんの花が期待できる。
群落を右に見て石段を上る。
室生寺の創建は奈良時代から平安時代らしいので、とても歴史ある寺院。
建物や仏像に古いものが残されている。
金堂の外壁の板壁をマジマジと見た。
風雨で色が変わり白っぽくなって柔らかそうなのだ。
半分腐っていてムニョッとしていたらどうしようと思いつつ触ってみると、予想に反してガッシリと硬い手触りで安心した。
堂内の仏像も面白かった。
普段お寺にお参りしてもありがたく拝むくらいなのだが、ここの仏様は私の目を引いた。
そんな昔にこんな完成されたお顔を彫ることができたなんて、すごい仏師の手によるものなんだろうなあ。
しばし見惚れてしまった。
平安の時代からこの地でずっと衆生を見守ってきたのかと思うと、平素は湧かぬ感慨が心を捉えた。
そして前面に並ぶ十二神将がかっこよかった。
像は少し小振りなので金堂ではよく見えなかったが、後で寄った授与所に大写しの写真のカレンダーがあり、その表情と装束とポーズに参ってしまった。
いつもお寺でお土産は買わないのに、十二神将が一枚一枚写っているポストカードを買ってしまったくらい。
特にお気に入りは2024年のカレンダーに使われていた神将(名前をチェックするのを忘れた。辰年なのでたぶん迷企羅大将)。
しかし後でよくよく見ると、ポストカードの写真は全身像ではなく、カレンダーの写真とは異なっていた。
写真は撮り方でずいぶんと印象が変わるもんなんだなあと実感。
面白い気づきを与えてくれた。
まあ、せっかく買ったのだから机の上に飾ることにしよう。
12枚もあるから気分で神将を入れ替えて。