陸奥の旅・7
国道103号の青森市と十和田湖間は八甲田・十和田ゴールドラインと呼ばれている。
そのネーミングにまったく異議はない。
GWの時期だと初夏から初春?晩冬?にかけての素晴らしい景色が楽しめた。
山の麓から八甲田山のすぐ横まで上りそして下る道程。
まず麓の道。
新緑の葉が美しい樹高ある木々が、道路の両側から覆いかぶさる緑のトンネルの下をドライブ。
木々の隙間からは雪を抱いた青白い八甲田山系が望める。
標高を上げていくと残雪が道端に現れ出し、そのうち両脇の林床を覆うようになる。
雪は白くなく表面には木々が落とした枝葉が覆い白っぽい土色だ。
ブナの根元の幹の周りだけ先に雪が丸く溶け、黒い土を覗かせていた。
この辺りのブナの葉っぱはまだ芽を出したばかり。
雪国の春の眺めだな。
さらに上るとどんどん残雪量は増え、道路の脇に雪の壁が連なるようになる。
雪の重みに倒された細い枝が雪の壁から道路に伸びて車体をこすりそうだ。
さらに上ると木々はまばらに背丈は低くなり、ダケカンバやアオモリトドマツなんかの樹相に変わる。
すぐそこに迫った雪の八甲田山を見上げるのに遮るものはない。
なだらかな山姿が麗しい。
道端の車の駐車量が増えたと思ったら、春スキーをするのだろうブーツに板を担いだスキーヤーが何人も歩いていた。
その区間の最高地点の傘松峠は標高1000m強である。
そんな高さでこんなに雪があるんだ。
やっぱ東北は寒いとこだ。
峠からは当然下り道。
周りの景色は巻き戻されたように上って来た時見た様子が逆に展開されていく。
植生はアオモリトドマツからブナへと移り、残雪の厚みは減り、木々の密度・新緑は濃くなっていく。
短時間にこんなに景色の変化をみせてもらえるなんて。
眺めの良さだけでなく車の少なさにも驚いた。
GWなのにこんなに空いてていいの?
快適に走ることができ、非常にお勧めのドライブコースである。
あまりに気持ち良くて一気に通過してしまい、写真はなし。
失敗したなあ。
国道103号の青森市と十和田湖間は八甲田・十和田ゴールドラインと呼ばれている。
そのネーミングにまったく異議はない。
GWの時期だと初夏から初春?晩冬?にかけての素晴らしい景色が楽しめた。
山の麓から八甲田山のすぐ横まで上りそして下る道程。
まず麓の道。
新緑の葉が美しい樹高ある木々が、道路の両側から覆いかぶさる緑のトンネルの下をドライブ。
木々の隙間からは雪を抱いた青白い八甲田山系が望める。
標高を上げていくと残雪が道端に現れ出し、そのうち両脇の林床を覆うようになる。
雪は白くなく表面には木々が落とした枝葉が覆い白っぽい土色だ。
ブナの根元の幹の周りだけ先に雪が丸く溶け、黒い土を覗かせていた。
この辺りのブナの葉っぱはまだ芽を出したばかり。
雪国の春の眺めだな。
さらに上るとどんどん残雪量は増え、道路の脇に雪の壁が連なるようになる。
雪の重みに倒された細い枝が雪の壁から道路に伸びて車体をこすりそうだ。
さらに上ると木々はまばらに背丈は低くなり、ダケカンバやアオモリトドマツなんかの樹相に変わる。
すぐそこに迫った雪の八甲田山を見上げるのに遮るものはない。
なだらかな山姿が麗しい。
道端の車の駐車量が増えたと思ったら、春スキーをするのだろうブーツに板を担いだスキーヤーが何人も歩いていた。
その区間の最高地点の傘松峠は標高1000m強である。
そんな高さでこんなに雪があるんだ。
やっぱ東北は寒いとこだ。
峠からは当然下り道。
周りの景色は巻き戻されたように上って来た時見た様子が逆に展開されていく。
植生はアオモリトドマツからブナへと移り、残雪の厚みは減り、木々の密度・新緑は濃くなっていく。
短時間にこんなに景色の変化をみせてもらえるなんて。
眺めの良さだけでなく車の少なさにも驚いた。
GWなのにこんなに空いてていいの?
快適に走ることができ、非常にお勧めのドライブコースである。
あまりに気持ち良くて一気に通過してしまい、写真はなし。
失敗したなあ。

若かりし頃、白馬へスキーに行って迷子になり雪山の中を2時間近く板を担いで歩いたことがあります。
その時に「まるで八甲田山だわ」って話しながら歩いていたのです。
「八甲田山」って聞くたびにその時のことを思い出してしまいます。
迷子ってことはバックカントリーですか。
吹雪いてたのなら無事のご帰還なによりでした。