真ん中に当てたいのだ

2016-11-17 23:45:27 | テニス
これまで自身の技術力アップのため重きを置いていたのは、如何にスイングするかだった。
どうすれば威力あるショットになり、どうすればボールを意のままにコントロールできるのか。
そこには身体の使い方だけでなく、使用するツールであるラケットやストリングスについても考察してきた。
まあ、こっちは自分の好みの確認だったが。
試して来たことはそれなりに効果もあったが、思うにまかせないことの方が多く、長く伸び悩んできている現状がある。

録画してあった昨年の全仏オープン決勝を見ていて思った。
対戦している二人ともほとんどのショットをスイートスポットで打っている。
スロー再生されると良く分かる。
あんな速いラリーで、ラケット面の真ん中で打ち続けられる彼らの目はすごいんだな。
もちろん打ち損じることもあるわけだが、なんとか当てられるような無理な体勢だったり、イレギュラーした時くらいだろう。
それに引き換え自分は体勢万全でスイングしても真ん中に当たることの方が少ない。
スイング方法なんかより如何に真ん中に当てるかを見直した方がいいのではないか。
そんなことを考えた。

まあ、真ん中を外すとボールが行かないから、相手にとってみれば打ちにくいのかもしれないが。
なにしろフルスイングしてるのに当たり所が悪いと全然飛んで行かないラケットだから、そんな時相手が前のめっているのをよくみる。
そしてたまに真ん中に当たると良く伸びてミスしてくれる。
いや、それは別の話で、常に真ん中に当てたいのだ。
外れ方はバックハンドストロークが特にひどい。
真ん中を外すと手に伝わる衝撃が強く、ラケットが手から離れて吹っ飛んでいきそうでヒヤヒヤする。
少し外れるどころかフレームショットも多いからなあ。
これまでも同じ課題は意識してきているのに改善出来ていないのは、もうセンスの問題なんだろうか。

フレームショットになるのは実際のスイングスピードと自分が思うラケット位置の感覚のズレが存在するからなんだろうけど。
昔漫画の「タッチ」で達也が久しぶりに野球の試合に出て、打席で何度も空振りするのだが、その理由を自分のスイングの速さを知らず早く振り過ぎてるからだと和也が評した場面がある。
私の場合、空振りまではいかないが、下側のエッジに引っ掛ける事が圧倒的に多いから、おなじような理由だと言える。
まあ、そう思っておけば「俺のスイングはすげーんだぞ」といいように誤解しておけるが、調整能力がないだけの話だ。

さてどうしたものか。
ボールをよくよく見るしか無いのだが、意識するとスイングがギクシャクしてよろしくない。
普通にスイングしてボールが何処に当たっているかを見続ければ、自然と身体が修正を加えてくれないだろうか。
そうやって注意するだけでも違いがあればいいのだが。
まだ答えは見えないがそうやって練習するしか無いな。
効果が現れることを期待。



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