滝道(うらみち)

2023-11-28 06:31:30 | その他旅行き
滝を見た後、帰りは裏道を歩いてみた。
滝道は箕面大滝を落ちた水が流れる渓流沿いにあるのだが、行きに歩いたきれいに整備された道の他に、渓流の対岸につけられた別の道もあるのだ。
崩れたところもあるのか通行止めとなっている区間もあるのだが、一部以外はほぼほぼ歩く事ができる。



この道を歩くのは初めて。
以下比較表現することになるので、行きに歩いた道を表道、対岸の道を裏道と呼ぶ事にする。
裏道は舗装されていない所が多く、表道に比べてアップダウンが激しい。
石段を度々登り降りする。



道幅も歩行者がすれ違える程度しかない。
谷側に木々が生い茂っているので、表道のように眺めも良くない。
それでも変化を求めてか、以外と歩く人は多い。
ハイカーの格好をしてない一般の観光客も前から歩いてきたりする。



帰りなら分かるが、行きは表道できれいな景色を眺めたらいいのに。
まあ人それぞれ道を選択する理由があるのだろう。
眺めは表道ほど良くは無いが、木を模した苔むした柵が連なっていたり、道が狭くうねっていたりするので、写真を撮るには面白い構図が取れたりする。



姫岩という名の狭い岩の隙間を通り抜けたりでき、ちょっとした見どころもある。
当然表道と反対側から川を見るので、行きに見た川側の被写体の裏側が見えたり。
より山の中感が増すが、対岸の表道にはたくさん観光客が歩いているので、観光地感は残ったままだ。



時習堂という先人の言葉を紹介する建物までくると、裏道は表道に合流。
この後、裏道では無いのだが、瀧安寺というお寺の境内を上から眺められそうな方向に道がついていたので少し登ってみた。
しかしその道はどんどん上へと続いており、望海展望台への道とあったので、海の眺められるところまで登る道なのだなと理解。
距離約400mとあったのでそのまま登ってみることにした。



この道は石段が所々あるものの、傾斜はほぼ登山道。
到着した目的地にはコンクリート製の東屋があって、箕面の南に広がる大阪の街が見下ろせた。
空気が澄んでいたら街の向こうに海が見えるのだろう。
しばし眺望を眺めて下山した。



こんな道でも登ってみようと思う人は数%なりいるようで、紅葉狩りにくる人が多いから時々登ってくる観光客とすれ違う。
運動不足の人はなかなかしんどそう。
登り口のあるお寺に辿り着いたら、人の数は朝来た時の数倍に増えていた。
お昼は過ぎているものの、まだまだやってくる人に逆らい箕面駅へ歩いた。





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