直島

2010-10-14 06:40:56 |  瀬戸内国際芸術祭2010
船は直島の宮浦港へ到着。
また小さな港に入ると思っていたのですが、予想に反して大きくて、これまでのような漁港って感じではありません。
大型フェリーも停泊していて商業港の雰囲気が迫り、見違えてしまいました。
建物も「町」の佇まいで、直島はこれまで訪れた島の中で、一番開けてました。

宮浦の町では、二つの作品を鑑賞。
一つ目は作品と言えるのかどうか…。
直島銭湯「I 湯」
本当に銭湯を営業しているところなんですが、ごちゃごちゃと意味が無いようなあるような飾りが建物の外壁に施されてます。




中も面白いようなのですが、見るためには入浴せねばなりません。
実際、お風呂に入って暖まった方々が、ベンチで涼む姿が見られました。
入場料として入浴料を払い、見学だけして出て来るのもありなんでしょうが、時間が無いのでパス。

もう一つは岸壁にポツンと置かれた赤カボチャ。
子供の頃、公園で見た遊具みたいです。
中に入れます。
芸術祭前から設置されているようで、今回の登録作品ではないようです。




直島には港が二つあって、島の反対側にもう一つ本村港があります。
宇野港に渡るにはこちらから船に乗る必要があり、バスで移動。
バスに乗っていると日が差して来て、ようやく雨が上がってくれるようです。
本村港側にも複数作品があります。
雨も止んだので、落ち着いて巡る事ができました。


「はいしゃ/舌上夢/ボッコン覗」:
昔歯医者さんだった家を、古色溢れる看板などでデコレートした作品。
直島銭湯みたくいろんな物が外壁に貼り付けてあります。
屋内(撮影禁止)はさらによく分からない状態。

「石橋/空の庭/ザ・フォールズ」:
立派な日本家屋内で、壁一面を飾る幽玄な襖絵が鑑賞できます。(撮影禁止)

「碁会所」:
昔、碁会所だった場所の建物(新たに建てた?)の座敷に、木を彫って作った椿の花を散らした作品。(撮影禁止)

「角屋/Sea of Time’98(時の海’98)」:
元民家の屋内に水を張り光を落とした中、デジタル数字が明滅する作品。(撮影禁止)

最後に訪れたのは「護王神社」。
境内の奥に小さな社殿があり、地面から社殿の入り口へ石段風のガラスの階段が伸びています。
この階段は社殿の手前にある地下の石室へとつながっているそう。
石室は大きな石で覆われ、見ることはできません。
ガラスの階段は結界の綱の向こうで、登る事はできません。
裏手へ歩いて行くと、係の方がいて、懐中電灯を渡してくれました。
???
指差された所を見ると狭いトンネルが口を開けてました。
おお、石室内に入れてくれるようです。
人一人がギリギリ通れる真っ暗なコンクリートの通路を、懐中電灯の薄い光を頼りに10m程行くと、右手に狭い部屋が…。
奥の壁にはさっき地上で見たガラスの階段の続きがありました。
こんな所に入っていいのかしらん。
お辞儀して早々に出て来ました。
神様が写ると怖いので、写真ありません。


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2 コメント

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ごてごて (Aちゃん)
2010-10-14 17:58:31
これを芸術と言うのかしら?
だから芸術を理解するのは難しいのよね。
凡人には分かりませ~ん。
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あはは (よかばか)
2010-10-15 00:29:18
ホントですよね。
人の価値観は様々ということでしょうか。

面白いのやつまらない()のが入り乱れ、こんなのもありなんだ、と気付かせてくれる発見に満ちた芸術祭でした。

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