堪能

2013-12-06 00:10:26 | Weblog
この秋は紅葉をしっかりと楽しんだなあ。
初めて訪れた公園で色づいた木々に囲まれ、枯葉舞う山中を歩き、古都の錦繍を頭上に仰いだ。
例年、紅葉狩りに行かねば行かねばと思っているうちに見頃を逃してしまったり、出掛けても時期が合わなかったりしたのに。
樹種多様な日本。
木の種類や環境により色付く時期が違うが、訪れた遊び先の順番とうまく合致したようだ。
もう少し…



残り僅かな晩秋を惜しもう。


一度に二つの事が考えられない

2013-12-04 00:28:04 | テニス
好調の波というのは続かないものですな。
土曜日のスクールのレッスンテーマはサーブ。
トスはこのところずっと安定度高く、まずまず上げたい位置に上がっている。
土曜日も特に問題はなく、さらにいつもより高くトスが上がった。
これがすこぶる良かった。

サーブをなにも考えず、ただスイングすると必ずネットするので、いつも上向きにスイング角度を修正している。
しかしその時は打点が高くなったからか、同じように打つとサービスラインをオーバーした。
反対に小細工せず普通にスイングすると、サービスボックスにきれいに入るではないか。
ははあ、前後左右のトス位置は合っていたが、高さは最適ではなかったのか。
そのベストなトスに先日から意識している上向きの振り子運動でスイングすると、リターンの相手をしてくれたコーチもたまにミスする伸びのあるサーブが行くようになった。

よおおし 、これでサーブはマスターしたぞ、と喜んだ翌日曜日。
仲間内でテニスを予定していたので、生まれ変わったサーブをお見舞いしてやろうと意気込んだが、昨日の出来事は夢だったのかと思うほど出来が悪かった。
過去にもマスターしたと思ったショットが、翌週の練習で再現できないことがあった。
毎日練習できれば身に付くのになあと嘆いた覚えがあるが、翌日ですら身体は動きを忘れてしまう。
年取ると頭脳と同じく覚えるのに手間がかかるのか。

原因は分かっている。
複合的動作のひとつが意識せずとも実行できれば、その他の動作に集中できるため、いいショットにつながる。
土曜日はトスに気を取られることなくいい位置に勝手に上がったので、スイングに意識集中できたのだろう。
対して日曜日はトスの位置が微妙に自分寄りに上がった。
その修正に気を取られて振り子運動にまで気を回すことができなかったのだ。

原因が分かれば対策を立てることが可能。
トス、あるいはスイングをなんら意識せずとも動作可能とすればよい。
さらにトスを磨いた方がいいんだろうな。
よそ見してても上げたいところに上げれるようにならねば。
言うだけなら簡単。


公園で過ごす時が好きだ

2013-12-01 21:27:04 | Weblog
木、金と朝晩は冬の寒さとなったが、週末の日中は日差しが暖かく、ホッとできる土曜日曜となった。
今日は午後からテニス。
時間があったので昼食後、暖かい缶コーヒーを買いテニスコートに早く向かった。
コート横の公園の木漏れ日差すベンチで食後のコーヒーをいただく。

近所のサクラやケヤキ、イチョウの葉っぱはほとんどが散ってしまい、枝に残る彩りが無くなるのも時間の問題。
しかし、そこの公園は樹木の密度が高いため日当たりがよくないのか、樹種が違うのか。
まだまだ見頃の木々がたくさん残っていた。

そんな景色にときどき目を遊ばせ、持参したマンガを読んだ。
BARレモン・ハートのコンビニ販売用再編集バージョン。
集められたストーリーはウイスキーもので、副題「夜長に楽しむシングルモルト」。
なはは、弱いところを突いてくる。
金曜の晩、思わず買ってしまった。

年代物のシングルモルトウイスキーがBARレモン・ハートのマスターのチョイスによりお客さんに供される。
お客さんとの会話からお客さんの想い、背景、興味に関係するウイスキーが登場するお話。
いいなあ。
こんなBARが近くにあれば、入り浸ってしまうかも。

読めたのはテニスが始まるまでの20分ほどだったが、良い時間だった。
もっとゆっくりしたかったな。
いつも思うが物語は部屋で読むより、こうやって屋外で読むほうが面白い。
…いや、ちょっと違う。
面白さは部屋で読んでも変わらないのだが、屋外でそういった時間を過ごすのが気持ち良いのか。

閉じられた世界である部屋の中と違い、屋外は身の回りの状況が常に変化する。
いろんな音が耳に届く。
風が吹けば頬に感じる。
太陽が雲に隠れれば辺りは暗くなり、時が経てば影の長さが変わる。
春なら臭覚に訴える花の香りが漂ってきたり。

寒いとか暑いとかうるさいとか、不快に感じることの無いことが前提だが、受容器に訴える変化が、自身の周りの世界の広がりを感じるから心地よいのだろうか。