勤務体系

2月が終わる頃から休肝日を設けた。
それからひと月以上経つが、毎週二日飲まない日を持ち続けている。
我ながら偉い。
最初の休肝日明けに飲んだ時は二日飲まなかっただけなのに、身体と肝臓がアルコールに弱くなって量を飲めなかったり、二日酔いになったりした。
しかし休肝日が周期化すると肝臓も週休二日なんだと理解したのか、休肝日明けでも二日酔いになることはなくなった。
人体の不思議である。

お酒の飲み方でどちらが健康に良いのか考えることがある。
酒量は変えず休肝日を設けるのと、毎日飲むが酒量を減らすのと。
例えば自身が一日で楽しく飲める限界の酒量がワイン560ccだとする。
二日休肝日を設ければ五日飲むので一週間で2.8リッターだ。
対して一日の酒量を減らし400ccを一週間毎日飲んだら、やはり一週間の酒量は2.8リッターだ。

この位の差なら飲まない日が二日ある方が肝臓に優しそうだ。
でもこれを一般的に一日の適量とされる180ccと比較するとどうだろう。
毎日180ccを一週間飲んだら1.3リッター弱。
これと560ccを五日で2.8リッター飲むのと比べる。
前者は3時間で分解処理できるが休日無しで働かないといけない。
後者は残業が漏れなく付く9時間勤務だが二日お休みできる。

それでも私が肝臓の立場で選ぶなら後者かな。
やはりお休みのある方がいい。
おっと、つまり休肝日を設けるまでは休日なしで9時間勤務させてたことになる。
私も3年前まで月々均せば同じような総勤務時間だった。
フラフラだったのを思い出す。
そりゃ肝臓も壊れるわ。

あれ？晴れてる。

週末土日の雨の予報は一日後ろにずれ、本日土曜日は午前中晴れ、午後から曇り。
ありがたい。
雨だと思っていたから、花見（桜の撮影）は諦めていた。
これなら見に行けるぞ。
テニススクール後、山里へ向かった。
少し標高を上げたからか、丁度満開だった。
先週は一輪も咲いてなかったので五分咲き位かと予想したのに、どの花もパッカリ開き、蕾は数輪、花びらが散ってしべだけになった軸はなかった。
これぞ満開。
いやあ、よかったよかった。
暗くなる直前まで撮影していたら雨が落ちてきた。
あわてて車に戻る。
今晩から雨は数日降り続けるようだ。
ソメイヨシノの花よ、今年はこれでお別れだ。

急加速

5月並みの暖かい日が続いている。
外を歩けばもう春爛漫。
こないだ開花した桜の花は早くも満開を過ぎた。
季節の進みの加速感が半端ない。
梅の花は1ヶ月も楽しめた（早く咲けよと待ちわびた）のに、桜は一瞬で終わりだ。
裸だった街路樹にも新芽が…。
も少しも少し、桜の季節を味わいたい。
八重桜と山の桜を見に行って、観賞期間を伸ばそうぞ。

貴生川駅、再び。

信楽高原鐵道の貴生川駅ホームはJRの草津線貴生川駅と同じホームにある。
信楽高原鐵道は第三セクター鉄道で昔国鉄の信楽線だったからだろう。
なので草津線からそのまま乗り換え可能である。

＜JR側＞


＜信楽高原鐵道側＞


しかし今は事業者は違うし、相互乗り入れはしていないので、一旦改札を出て料金を払わないと乗り換え出来ない。
同じホームでJRなら草津方面、信楽高原鐵道なら信楽行きの列車に乗れるのに、わざわざ駅の改札を出て切符を買い、戻って来るなんて面倒だ。
そのためのユニークな改札がホーム上にある。

＜自動改札機＞


ICカード限定だがホーム上の読み取り装置にカードを翳せば入場出場が出来る。
読み取り装置だけあればいいのに、わざわざ柵を設けて通路を作っているのが面白い。
普通は無い場所にある機械なので、イメージ湧きやすくするために設置されているのだろうか。
いや、朝のラッシュ時にあちこちから当てないよう人の流れを作るためのものなのだろう。
さすがに自動開閉する扉は付いていない。
ICカードを持っていない人はどうするのか不明。
この駅は2回目だが、前回同様同じものに注目してしまった。
前回は写真を撮り損なったが、今回はしっかり撮影した。

＜ワンマン列車＞


ちなみに、信楽高原鐵道はICカードには対応しておらず、乗車時に整理券を取って乗車駅を証明し、車内精算だ。

マイキー・トレイン

信楽のリサ・ラーソン展には信楽高原鐵道に乗って行った。
またまたラッピング列車が運行されてるとのポスターを見かけ、台風災害から廃線の危機を乗り越え復旧したローカル線を応援しようってことで。
今回のお出かけは展示作品を見るまではラッピング列車撮影がメインだった気がする。
ラッピング列車はその名も「マイキー・トレイン」。
見たことがあるリサ・ラーソンのキャラクターがこの猫のマイキーだ。
なんて知ってた様に書いたが、名前は今回覚えた。



車両外側だけでなく内装にもマイキー他、リサ・ラーソンキャラクターがたくさん飾られていた。
雨の降る肌寒い日だったが、結構なお客さんが乗車。
いい年したおっさんが嬉々としてそんなのを撮ってたから、きっと変な目で見られただろう。
ネットでの案内では運行は日中時間帯だけであるかのような記載だったが、その日は夕刻の帰りの列車も「マイキー・トレイン」がやって来て、行き帰り楽しむことができた。
リサ・ラーソン展観覧には信楽高原鐵道を利用しよう。

＜車両の前後にはぬいぐるみが飾られている＞


＜マイキー＞


＜車内はつり革、背もたれ、網棚、窓枠、カーテンのタッセルとマイキー一色＞


＜扉にも＞