岩手県に行った気分で

2021-09-07 06:20:08 | その他旅行き
服部緑地の日本民家集落博物館、五つ目の訪問先は南部の曲家(なんぶのまがりや)。
越前敦賀の民家の次には北河内の茶室があるのだが、特定の公開日しか入れないとのことで、近づいて見学できず。



南部の曲家は聞いた事がある。
主屋と馬屋がつながっていて、その形がかぎ型なので曲家と呼ばれるとか。



寒い土地のこと、主屋の暖気を馬屋に送って馬が寒くないよう、大事に育てたそう。
並んで便所の建物があるのだが、こんな大きさが必要か?と不思議に思う立派さだった。



中に入れなかったので分からないが、二重壁になってるなどこちらも寒さ対策をしているのか、それとも便所以外の何かがあるのか。



こちらは主屋と繋がっておらず、雪の積もる冬の晩に便意を催したら・・。
夏の匂いと並んで想像したくない昔のトイレ事情だ。




福井県に行った気分で

2021-09-05 16:39:22 | その他旅行き
服部緑地の日本民家集落博物館、四つ目の訪問先は越前敦賀の民家。
豪雪地帯の建物らしくこじんまりとした建物なのに梁が何本も渡され太かった。
板壁でなく土壁。



各民家には農具や暮らしの道具が展示されているのだが、どこの道具もあまり違いなく見えた。
今のような情報伝達速度が速く無い時代だから、建物に見られる地域性がもっとあるのかと思ったのだが。



まあそんなにしっかりと相違点を探そうと見たわけではないので、あくまでイメージなんだけど。
見る人が見たら細かな意匠に独自性を認めるのかもしれない。




奈良県に行った気分で

2021-09-03 07:18:33 | その他旅行き
服部緑地の日本民家集落博物館、三つ目の訪問先は大和十津川の民家。



実はその手前に信濃秋山の民家があるのだが、修復工事中で見ることできず。
長野県には行き損ねてしまった。



博物館内の建物と建物の間はしっかりと距離が取られて、軒が連なるせせこましさはまったくなし。
この辺りは大きな木が繁り、他の家は梢の上に屋根が覗くくらいの遠さ。
街中の施設なので心配したが、余裕ある造りでうまく配置している。



二つ目と三つ目の移動中に木陰のベンチを見つけ、お昼に持ってきたおにぎりを食べたのだが、藪蚊がひどくて落ち着いて食べれないほど。
田舎感ばっちりである。
あとでもう少し開けた場所に影になってるベンチをみつけ、食べるところの選択には失敗したなあと思う。



十津川の民家は土間にしか入れず。
さすが紀伊山地の真ん中にあった民家だと思ったのが屋根。
薄く切った杉の板を重ねた造りになっていた。
蔵つきである。




宮崎県に行った気分で

2021-09-01 06:25:35 | その他旅行き
服部緑地の日本民家集落博物館、二つ目の訪問先は日向椎葉の民家。
宮崎県の椎葉(しいば)村から移築されたそう。
横一列に並んだ部屋が特徴で、靴を脱いで中に上がる事ができる。
とても天井が高いのに平屋である。
横に長いので前庭からの眺めが壮観。
縁側は広く軒が日差しを遮ってくれるので、ほけっと座っていられる場所だった。