
【うんちく】

シイラの大きな特徴は前頭部です。

特にオスは成長するにつれて前頭部が、異様に大きな角丸四角形に
なります。

一方、メスは成長しても卵形まま・・・・。

このためオス・メスの区別は容易です。

また、鮮度の善し悪しも見分けやすい魚です。

死後の体色の変化は急速で、背は紺青色、腹は灰色が勝り、
くすんだ色になってしまいます。

【語源】の章で縁起の良い魚か?悪い魚か?わからないと記しました
が、高知県ではたいへん縁起の良い魚とされているようです。

この魚、実は夫婦仲がものすごく良いのです。

それは、オスが釣り上げられると、メスはその船の後をどこまでも
追いかけてきて、メスも容易に釣れてしまうと言われています。

高知県では夫婦和合の象徴として、シイラの塩干物が結納に使われる
事があるそうです。















