イギリスはロンドンから北西に25kmにあるかつてのデナムのスタジオから映像は始まっている。
ゆきたんくが初めて手に入れたマイク・オールドフィールドのビデオ「エッセンシャル」に含まれている映像だ。今まで神秘的だったマイクであり、動くマイクを初めて見た。
スタジオミュージシャンというよりも、今でいう引きこもり的なところがあったたマイクである。20歳でチューブラーベルズの大成功で富みも名誉も手に入れ、知らない者まで友人を語って近づいてきたり、今まで小馬鹿にしていた連中にリスペクトされても嬉しくないのが本心だったという。
そのマイクが人前で、それも5万人近い聴衆が集まったネブワースハウスのステージで堂々と演奏をしている姿を見れるとは思わなかった。
そして更にびっくりしたのがギターの弾き方であった。今でこそ、ゆきたんくも同様の引き方をするが、この時は初めて見た奏法だったのだ。
最近はスラム奏法とかスラップを見て驚いた方がいらっしゃるであろうが、そんな感じに近いだろう。
そして長尺の曲が多かったマイクが、短いディスコ風の曲「ギルティー」を作ったことにも驚きであった。
Mike Oldfield - Extracto Essential - Festival Knebworth -( GUILTY )-1/3