旅をしていて、本当の当たりってどんなのかまだよく理解していないゆきたんくである。
理屈ではなくて、肌で感じる感覚に頼ればいいのかなぁ。
ビブリーのアーリントウロー
ナショナル・トラストが管理している 14世紀建造の羊小屋を17世紀になって織物職人が住む住宅に改造された長屋風の建物である。
コツウォルズという地方はライム・ストーンという石灰石で作られた家が立ち並ぶ。
蜂蜜色の街とも言われている。
その中でも最も有名なものの一つがアーリントンローである。
よく旅行本などに出てくるのが次の写真である。
アーリントンローの西端の部分。
このような観光地は1回で十分なことが多い。
しかし、ビブリー(バイブリー)は飽きない。
昔の友人に会いに行く風情がある。
2003年に1回訪れている時の落書き(実際には彫ってある)にも会いたくなった。
アーリントンロー東端の部分
このようなかわいいやつが・・・
上写真の左端中段の辺りにある。
今こんなものを彫ったら、とんでもないことになる。
誰が彫ったか分からない。
きっと、ここに住んでいた住人が青春時代に彫ったように思う。
誰を思って彫ったんだか・・・
そしてここで歳をとって
とっくに亡くなってしまっているんだろうなぁ。
それを地球の裏側から来たおじさんが見て物思いにふける。
こんなのんびりとした気持ちにさせられる場所はそうはない。
イギリスはコツウォルズ・ビブリーのアーリントンローは当たりだと思う。