旅って計画していくものだけれども、計算外な所に儲けものが隠れている。
ずぅと前にテレビで見て憧れていた建物がある。
九州は長崎のカトリック宝亀教会。
芸能人の旅で、素敵な建物めぐりというやつだ。
番組名も芸能人の名前も忘れてしまったゆきたんくである。
ただ、高台に立つ教会のすてきなこと。
一度は行ってみたいと思っていた。
貿易の要が長崎に移る前の平戸島にある教会だ。
カトリック宝亀教会
正面ファザードが赤レンガでできている。
その他の部分は木造であった。
シンプルな造りだが、本当に素敵という言葉が当てはまる教会だ。
宣教師と平和の文字
残念ながら、「堂内は原則的に撮影禁止」である。
長崎県内の教会をいくつか回ってみたが、どこでも同じであった。
「心のフィルムに残して下さい」と一文も添えられていた。
ゆきたんくの日本でのフィバリットアーティストはさだまさし氏だが、彼が長崎を歌った歌の一つに「絵葉書坂」というのがある。
その歌詞に「心でシャッター押した」という部分と重なる。
時間をかけてゆっくり見ようと思ったが、途中でおじ様が登場。
いろいろと教会について解説をしてくれるのはいいのだが、ゆっくりと見れない。
ただ、話の内容は歴史に基づいたしっかりした内容だったので、途中から面白くなってきた。
そして、印象的なのは「日本三景とかいうけどね、松島よりここからの眺めの方がきれいだと思うけれどね。」
とあらためて見た海である。
カトリック宝亀教会からの眺め
「時間があったらさぁ、九十九島って佐世保が行けるんだけれど、もっと綺麗だよ」と教えてくれた。
人の話を上手に聞かないとね。
そう、下の写真では臨場感がないけれど、九十九島も綺麗だった。
展海峰から見た九十九島