先日、熊本地震についての投稿をした。
霊巌洞は大丈夫なようだった。
さて2012年8月10日に、ゆきたんくは阿蘇山にいた。
火口をできるだけ覗いてみたかったのだ。
ただ、すぐに火口からの煙量が増え火口から離れるように勧告された。
車に乗って、来た道を引き返したのだが、山のことであんなに怖い思いをしたことは初めてであった。
放送が避難を勧告する。
煙の勢いが凄い。 駐車場まで遠いと思った時にシェルターが目に入った。
駐車場よりシェルターの方が近い。しかし、ここに逃げ込んだら煙を吸ってしまう。
今回、熊本地震の震源に近い阿蘇山で、小規模な噴火が起きたという。
火山の専門家は9万年ぶりの「破局噴火」への警戒を呼び掛ける。
日本では7000年~1万年に1回の頻度で破局噴火が起きているという。
ここ7300年日本では破局噴火は起きていない。
阿蘇山は約9万年前に起きた最大級の「破局噴火」により、山体が崩壊した。小学校で習った「外輪山」という奇妙な姿を残したのは、その影響を受けていると考えられる。
グーグルアースから切り取った、阿蘇山の姿。
このような噴火が起きる確率は、今後100年間の間に1%だという。
ただ、この山の下に巨大なマグマ溜りがあればの話である。
現在の日本の科学でもそのことは分からないそうだ。
どうか、活断層が阿蘇山を刺激しないことを祈るばかりだ。